オペラについて
華麗なるフランスのお菓子として受け継がれてきた豪快なケーキが存在しました。
オペラ座の代表的な風格のあるオペラは、フランスの洋菓子として人気があります。
そして、恋するコーヒー風味が際立つシロップとスポンジケーキを組み合わせたケーキの間に
生チョコとバタークリームを交互に重ねたスイーツの歌劇場です。
さらに高級感が溢れだす金箔は、ひっそり輝く黄金の英知を物語っています。
目次
オペラについて
オペラは、フランス発祥のケーキです。
コアントロー(リキュールです)やグラン・マルニエ(リキュールです)のシロップを染み込ませた
ビスキュイ・ジョコンド(生地です)に、
バタークリームやガナッシュ(生チョコレートです)等で層を作ったケーキです。
そして外層は、チョコレートで覆っています。
1955年、フランスのパリの洋菓子店ダロワイヨのオーナーである
Cyriaque Gavilloさん(シリアック・ガビヨンです)が発案した洋菓子です。
基本的には生地、クリーム、ガナッシュで構成されている事が多く、
豪快なオペラ座をモデルとして作成されたお菓子です。
さらにケーキの表面部分は、
オペラ座の屋根に立つアポローン神像の黄金の琴になんだ金箔が添えられています。
オペラの作り方について
美味しい作り方は、ガナッシュの取り扱い方がポイントです。
ガナッシュをかけた後は、さわらないようにしましょう。
スポンジシートの作り方について
①砂糖は70g(グラムです)、バターは20g、アーモンドプードルは60g、薄力粉は30g、卵は3個です。
②ボウルAに卵と砂糖を入れて泡立器で混ぜます。
③溶かしたバターを入れて混ぜていきます。
④オーブン皿に流して、皿を傾けて平らにしていきます。
⑤約200℃(度です)のオーブンに入れて表約10分程度焼きます。
⑥オーブン皿から取り出して、
焼き縮みを少なくする為に20cm(センチメートルです)程度の高さから型を1度落とします。
⑦乾いたふきん上にシートを紙ごと乗せて、オーブン皿をかぶせて約2分程度むらします。
裏返して型紙を外してから、シートを表に返してふきんを掛けて冷まします。
⑧アーモンドプードルと薄力粉を振るってスポンジシートの完成です。
コーヒーバタークリームの作り方について
①水は大さじ1、砂糖は30g、バターは100g、卵黄は1個、
インスタントコーヒーは大さじ1、コーヒーリキュールは大さじ1です。
②バターはボウルBに入れて室温で柔らかくして置きます。
③ボウルCに卵黄を入れて、白っぽくなるまで泡立てていきます。
④鍋Aに水と砂糖を入れて混ぜて、中火に火を掛けます。
⑤鍋Aをゆすりながら、沸騰してから約1分程度煮立てます。
⑥少しずつ卵黄を入れながら泡立器で混ぜていきます。
⑦バターを泡立器でよくすり混ぜて、白っぽくなったらボウルBに入れて混ぜます。
⑧インスタントコーヒーとコーヒーリキュールを合わせて溶かした状態で、
ボウルBに入れて混ぜてコーヒーバタークリームの完成です。
ガナッシュの作り方について
①スイートチョコレートは200g、バターは30g、牛乳は50CC(立方センチメートルです)、
生クリームは50CC、金箔は少々です。
②チョコレートを細かく刻んでいきます。
③鍋Bに生クリームと牛乳を入れて強火で火に掛けます。
④沸騰後、火を止めてチョコレートとバターを入れて溶かします。
⑤ボウルBに入れて、ボウルを氷水に当てて混ぜながら冷やしていきます。
⑥クリーム状になってきたら湯煎に掛けて保温して置きます。
⑦とろりとした状態にしてガナッシュの完成です。
仕上げのやり方について
①水は150CC、砂糖は50g、インスタントコーヒーは大さじ3、ラム酒は大さじ1です。
②インスタントコーヒー、水、砂糖を鍋に入れて温めます。
③火を止めて、鍋にラム酒を入れます。
④スポンジシートは長い辺を3等分に切って、表面にシロップをはけでたっぷり染みこませます。
⑤シート上にコーヒーバタークリーム、シート、冷ましたガナッシュと塗り重ねていきます。
⑥シートを3枚重ねたら上面に残りのバタークリームを塗ります。
⑦保温して置いたガナッシュを掛けいきます。
⑧ガナッシュが冷めて固まってきたら4辺を少し切って形を整えていきます。
⑨金箔を飾り付けたら完成です(1枚分です)