蒸留酒の歴史について
蒸留酒は、蒸留器が必要です。
そして、日本は本格焼酎、泡盛、甲類焼酎などがあります。
さらに、アメリカ合衆国はウオッカやウイスキー、中華人民共和国は白酒、大韓民国は焼酎、
イギリスはジン、フランスはブランデー、ドイツはコルン、イタリアはグラッパ、
メキシコはテキーラ、ペルーはピスコ、ブラジルはピンガ、フィリピンはランパノグなどが有名です。
ちなみに蒸留酒は、長い年月を経て拡散されました。
目次
蒸留酒の歴史について
蒸留酒は、醸造酒を蒸留して造った酒です。
紀元前3000年(メソポタミア文明です)、蒸留器が開発されました。
当時は、蒸留酒造りではなく硬水などを造るのに使用されていました。
ちなみにワインは、紀元前4000年〜紀元前5000年です。
12世紀〜13世紀、蒸留酒が本格的に造られるようになりました。
特に13世紀〜14世紀は、フランスやスペインなどでペストの予防薬として広まりました。
ちなみにペストは、黒死病です(ペスト菌による感染病です)。
ヨーロッパを中心に大流行したウイルスです。
2000万人程度〜3000万人程度の人が亡くなりました。
ペスト大流行によって、感染源が生水でした。
ペスト感染を防ぐ為に、生水の代わりにワインやビールなどの飲酒が広まりました。
その後、ペスト予防薬として有名です。
焼酎の歴史について
焼酎は、蒸留酒の1種です。
焼酎の伝達経路は、4つの有説があります。
①琉球経路説は、インドネシア半島から15世紀に琉球王国へ伝達しました。
②津島経路説は、中華人民共和国から朝鮮半島を経由して対馬へ伝達しました。
③琉球経路説は、中国の雲南省から福健省を経由して琉球王国へ伝達しました。
④日本本土経路説は、中国南部から東シナ海を経由して日本へ伝達しました。
15世紀、インドネシア半島から琉球経路で日本に伝達しました。
沖縄県を中心に泡盛が流行りました(当時は、琉球王国です)。
そして中華人民共和国から九州地方経路で日本に伝達しました(地方での焼酎の元祖です)。
16世紀、熊本県を中心に琉球焼酎が流行りました。
17世紀、長崎県を中心に壱岐が流行りました(麦焼酎です)。
18世紀、鹿児島県を中心に芋焼酎が流行りました。
20世紀、鹿児島県を中心に黒糖焼酎が流行りました。
その後、全国で甲類焼酎が流行りました。
大分焼酎が流行りました(麦焼酎です)。