うさぎが嫌いな食べ物について
ウサギの胃は、小さいので誤って食べたモノを吐き出す事ができないです。
そして筋組織も発達していないので、有毒なモノを飲み込んでしまうと危険です。
つまり、糞まで排出されるまで体内で留まります。
さらに毛づくろいで多量の毛を飲み込んでしまうと、
胃の中で毛が固まって毛球症の原因に繋がります。
ちなみに誤食してしまった場合は、すぐに動物病院に診察しましょう。
目次
うさぎが嫌いな食べ物について
①炭水化物
具体例は、ご飯、パン、お菓子などです。
デンプンが多く含まれているので、腸内で異常発酵する事があります。
特に小麦粉は、デンプン質が多いので危険です。
塩分や糖分が多い炭水化物は、悪玉菌の増加によって下痢や肥満に繋がります。
②アルコール類
兎は消化器官がないので、アルコールを分解する事ができません。
かなり危険なので控えましょう。
③チョコレート
カカオマスに含まれているテオブロミンは、下痢や痙攣などの中毒症に繋がります。
④コーヒー・お茶
カフェインが含まれているので、中枢神経や心臓などを刺激して中毒症に繋がります。
⑤アボカド
ペルジンがが含まれているので、有毒性があります。
多量に含まれている油分も危ないです。
⑥ネギ・玉ねぎ・ニンニク
赤血球を破壊して溶血性貧血を引き起こします。
特にニンニクは、下痢や貧血などの症状が出やすいです。
少量の場合も中毒死してしまう可能性があります。
⑦大豆
生系の大豆は、消化に悪いです。
赤血球擬集素である毒素物質が含まれているので、溶血性貧血の原因に繋がります。
ちなみに、納豆菌は安全です。
⑧ジャガイモ
芽や皮は、中毒性に繋がるソラニンが含まれています。
⑨ルバーブ
便秘薬に使用されていますが、危険です。
根や茎に下剤成分が含まれています。
葉は、シュウ酸が多く含まれています。
⑩野草
具体例はアサガオ、パンジー、イチイ、スイセン、ワラビ、
アセビ、ニチニチソウ、イヌホオズキ、トリカブト、彼岸花などです。
有毒性があるので観葉植物も危険です。
うさぎの食生活について
うさぎは、野草、野菜、果物などを食べます。
しかし、兎自体は有毒な植物を見分ける事ができません。
つまり、目の前にある食べ物を食べてしまいます。
そして古くなった牧草やペレットは、風味が落ちるのでカビが発生しやすくなります。
傷んだ食べ物を投与すると、下痢に繋がります。
対策案は、食べ物の開封後に密閉容器に移して冷暗所で保存します。
基本的に食べ物は、早く使い切る事が重要です。