たんぱく質について

食品によって含まれているアミノ酸の種類や量が異なります。

そしてアミノ酸は、不足すると他のアミノ酸の働きも低下してしまう性質があるので、

必須アミノ酸を満遍なく摂取する事が大事です。

動物性食品や植物性食品などの色々な食品からたんぱく質を摂取していきましょう。

さらにタンパク質は筋肉、血液、臓器、髪、爪などの体のあらゆる部分を構成する主成分です。

目次

たんぱく質について

タンパク質は、体を作る基本3大栄養素です(成長期に重要な主成分です)。

アミノ酸が結合してできた高分子化合物です。

大きな特徴は、筋肉・皮膚・臓器などの体の主成分です。

酸素やホルモンなどの材料になります。

 

基本的に成人男性の1日摂取基準量が60.0g(グラムです)、

成人女性の1日摂取基準量が50.0gです。

そしてたんぱく質が不足すると、体力や免疫力が低下します。

様々な病気にかかりやすくなりやすいです。

特に成長期の子どもは発育障害の原因に繋がります。

さらにたんぱく質を摂取しすぎると、腎臓に負担がかかります

(たんぱく質は尿とともに排泄されるからです)。

たんぱく質の特徴について

食べ物から摂取したタンパク質は、消化器官でアミノ酸に分解されます。

小腸から吸収された後、肝臓を経て、血液によって全身に運ばれていきます。

体の各組織に運ばれてきたアミノ酸は、必要に応じて適合したタンパク質に組み立てられます。

筋肉や爪などのエネルギー源として活用されます。

ちなみに各組織のタンパク質は古くなると、アミノ酸に分解されて血液中に運ばれます。

ほとんどのアミノ酸は、再度肝臓で新しいアミノ酸として利用されます。

しかし不必要な分解されたアミノ酸は、尿とアンモニアになって腎臓へ運ばれます。

腎臓に運ばれた残りのアミノ酸は、尿中に排泄されます。

たんぱく質の働きについて

体を作るだけではなく、体内で行われる化学反応に必要な酸素、

神経伝達物質、免疫抗体、ホルモンの材料に期待できます。

コレステロールやリン脂質とともに、リポたんぱく質に構成して、

営巣そを運搬する役目もあります。

炭水化物や脂質が不足すると、エネルギー源として1g当たり4kcal(キロカロリーです)の

エネルギーへ代用されます(生命活動に欠かせない栄養素です)。

たんぱく質を多く含んでいる食品について

 

食品名 100g当たりのタンパク質含有量
真イワシ丸干し 32.8g
黒マグロ(赤身です) 26.4g
鶏ささみ 24.6g
豚肉ヒレ 22.8g
ボンレスハム 18.7g
国産大豆 16.0g
鶏卵 12.0g
牛乳 3.3g

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です