自然換気について

自然換気は、自然の力だけで行う換気です。

具体例は、風力です。

窓を開けて台所で食べ物を焼くと、煙(空気です)が外部へ流れ込みます。

逆に外部の空気が台所に入り込みます。

そして台所の煙の温度が外気温度よりも高い場合は、

空気の密度差による浮力が引き起こる現象です。

さらに外気温度は、季節によって変化するので自然換気だけで期待通りの換気が難しいです。

目次

自然換気について

①風力換気

風による風圧差を利用した方法です。

ドアや窓などを開けて、室内や室外の風力差を活用しています。

建物の両側面に窓の開口部がないと、風が通らないので換気の効果が少ないです。

土地と建物に合った季節の風速や風向を計画や検討して、

窓や開口部の大きさを決める必要があります。

つまり、風圧差で室内の空気が流動して喚起されます。

 

②温度差換気

別名は、重力換気、浮力喚起です。

空気の温度差によって生じた浮力を利用した方法です。

ドアや窓などを開けて、室内や室外の温度差を活用しています。

室内空気の温度が外気温度よりも高くなると、空気密度差が生じて浮力が発生します。

そして外気温度は、季節によって変化するので換気風量が変わります。

さらに、換気筒を活用する事で換気量の確保ができます。

ちなみに、建物外部が無風でも換気ができます。

 

③パッシブ換気

気圧差、風圧、温度差などの自然の力を有効的に活用した方法です。

そして、床下から取り入れた新鮮な空気を取り込みます。

さらに、床下の暖房機を置いて空気を温めます。

温められた空気が効率良く室内循環させて、最終的に屋根から排出する仕組みです。

つまり、建物全体の換気を行います。

 

④茅葺き屋根換気

温度差換気を取り入れています。

囲炉裏によって、暖を取り入れます。

温められた空気は、煙と共に茅葺き屋根から外部に喚起されます。

さらに煙の抗菌作用が木材や屋根材などを腐食や害虫などから守りやすくなります。

つまり、自然喚起を利用する事で民家自体を長持ちさせる事が期待できます。

自然換気のメリットについて

①自然によるランニングコストが不要です。

具体例は、家賃、電気代、水道代などです。

●ランニングコストは、建物や設備などを

維持・管理・稼働する為の費用です(継続して支払うコストです)。

 

②騒音がないです。

機械を作動していないので機械音が生じないです。

ちなみに、風の音は含みません。

 

③冷房負担の軽減です。

搬送動力の省エネルギー化ができます。

そして夏は、夜間に室内喚起する事で昼間に蓄熱された建物の熱を排除する事ができます。

日中に使用する冷房負荷を減少させる事もできます。

夏の高温多湿状態が自然喚起で体感温度を低くして、快適性が得やすいです。

自然換気のデメリットについて

①換気量を操作する事ができないです。

自然を利用しているからです。

つまり、常時一定数の風量を確保できないです。

 

②自然換気量が不十分です。

現在は、建築構造によって気密性が高いからです。

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