冬虫夏草について
蛾や蝉などの幼虫に寄生して、体内に菌糸を張り巡らせる冬虫夏草は、
養分から子実体を発生させます。
そして冬の間は、冬虫夏草が昆虫に寄生します。
さらに夏になると、昆虫を殺してキノコとして発芽します。
つまり、冬と夏で姿形が変わる謎のキノコ類です。
ちなみに、中華人民共和国で不老不死の秘薬として珍重しています。
冬虫夏草について
冬虫夏草は、子囊菌類のきのこの1種です。
基本的に漢方薬、薬膳料理、中華料理などの素材として利用されています。
具体例は、ニイニイゼミの幼虫に寄生するセミタケ、
蛾の幼虫類に寄生するサナギタケなどがあります。
発育温度は、25℃(度です)程度です。
主な生息場所は、チベットの蛾(オオコウモリガです)の幼虫に寄生しています。
主に中華人民共和国、日本に生息しています。
中国で冬虫夏草は、子実体だけではなく、寄生された幼虫も食べられています。
現在は、滋養強壮やアンチエイジングなどに期待されています。
漢方生薬の素材として高値で取引されています。
特にチベット高原で生息しているオオコウモリガに寄生している
シネンシストウチュウカソウが高価です。
つまり、金に相当する値が付けられています。
西洋医学で冬虫夏草が医薬品として活用しています。
ツクツクボウシの幼虫に寄生している冬虫夏草から得られた
フィンゴリモド(化合物です)は、多発性硬化症の再発を防止する
免疫抑制剤として実用化しています。
●フィンゴリモドは、免疫抑制剤です(多発性硬化症治療薬で有名です)。
リンパ球がリンパ節から体液中に出る事を妨げて免疫を抑制して行きます。
アメリカ合衆国で2010年09月、日本は2011年11月28日に商品を発売しました。
●多発性硬化症は、中枢神経系の慢性炎症性脱髄疾患です。
時間的や空間的に病変が多発していきます。
特に体内の免疫システムの異常が関わっています。
主な原因は、感染症、ストレス、高緯度、短い日照時間、ビタミンDの不足、喫煙などです。
