台風が日本に来る理由について
日本にやってくる台風は、赤道付近にある北太平洋西部です。
つまり、熱帯の海上です。
強い太陽光(紫外線です)によって、水の蒸発が盛んになります。
そして空気中は、大量の水蒸気が含まれています。
暖かい海面から水蒸気を得た大気は、上昇気流を形成します。
上昇気流によって、熱帯で発生する低気圧である熱帯低気圧が形成されます。
目次
台風が日本に来る理由について
熱帯低気圧の上昇気流の中で水蒸気が冷えて、
雲を形成する時に大量のエネルギーを放出します。
そして液体の水に熱エネルギーを入れると、水蒸気になります。
つまり、水蒸気が液体の水になると、熱エネルギーを放出します。
熱エネルギーによって、さらに上昇気流が発達します。
雲が発達すると、エネルギーを放出して相乗効果で中心の気圧は低下していきます。
巨大な熱帯低気圧が完成します。
ちなみに熱帯低気圧が発達して中心の速さが
秒速17.2m(メートルです)を超えると、台風になります。
基本的に台風は、1年間で30回程度〜40回程度誕生しています。
北半球は、自転によって物体に働く慣性の力の影響を受けます。
そして台風は、反時計回りに渦を巻きます。
海上に存在する台風が上陸すると、
エネルギー源の水蒸気の補給が断ち切られやすくなります。
つまり、台風の勢力が衰えていきます。
発生したばかりの台風は、貿易風、太平洋高気圧、偏西風に乗ります。
そして緯度の低い地域の上空に流れている貿易風に乗った台風は、西側に進行します。
沖縄県の東方に到達した台風は、太平洋高気圧の縁に
発生する気流に乗って北上して行きます。
さらに北上した台風は、日本付近の上空を流れる偏西風に乗り換えます。
結果的に日本に接近したり、上陸して行きます。
ちなみに太平洋高気圧や偏西風は、季節によって勢力が異なります。
●貿易風は、熱帯域で定常的に吹く西向きの卓越風です。
●太平洋高気圧は、太平洋に発生する温暖な高気圧です。
●偏西風は、緯度が約35°(度です)程度〜65°程度の地域で西から吹く恒常風です。
日本と台風の関係性について
毎年06月程度以降は、偏西風が弱体化します。
しかし、太平洋高気圧の勢力が強化して中国大陸の東部まで広がります。
つまり、太平洋高気圧の西の縁に沿って台風は中華人民共和国に向かいます。
毎年09月程度以降は、太平洋高気圧の勢力が弱体化します。
そして偏西風は、次第に強化して行きます。
台風の進路は少しずつ北部に向かって、
毎年08月程度〜毎年09月程度に日本を直撃しやすくなります。
台風の進行方向の右側は、台風を進める風と
台風の中心に吹き込む風が合わさって、非常に強い風が吹き込みます。
つまり、進行方向の右側は危険半円です。
そして逆に台風の左側は、台風を進める風と中心に吹き込む風が逆向きです。
お互いに打ち消し合っているので、風が弱くなります。
一般的に台風が近づいて来た時は、自分自身が住んでいる場所に
風が強く吹くかどうかを予想する事が可能です。
