ワインについて
ワインは食中酒、料理とともに味わう酒です。
食前や食後に飲むのも自由です、ワインははあまりに幅広く、深遠なモノです。
そしてワインを介して親友や仲間が生まれます、愛情をもってワインを造っているワイナリー、
グラス片手に貴重な時間をともにできます。
さらにワイングラスが替われば、香りや味わいも大きく変化します。
今さら聞けないワインの深みを堪能する事ができます。
目次
ワインについて
ワインは、ぶどうを原料とした醸造酒です。
醸造は、アルコール発酵によって造られる製造方法です。
ぶどうに含まれている糖分を、酵母(イースト菌です)がアルコールと二酸化炭素に分解します。
つまり、ブドウを潰して置いておくと自然にできます。
ビールの麦や日本酒の米などのデンプンをとうに変える必要がないです。
ワインは、ぶどうの味わいがそのままあらわれやすいです。
そしてワインが造られる理由は、ブドウ自体がとても甘い果実だからです。
りんごの糖度は13度〜15度、ぶどうの糖度は15度〜18度です。
ちなみにワイン専用品種のブドウの場合は、糖度が20度を超えます。
糖分がアルコール発酵を経て、ワインが完成されます。
さらにバナナは、水分が少ないのでワインに向いていないです。
ワインに使用されるぶどうについて
ワイン向けのぶどうは、粒が小さくて皮に厚みがあります。
糖度が高く、酸味がしっかりしています。
種子が大きく、タンニンの由来になります。
そして食用向けブドウは、人間のみかくに合うように改良を重ねてられています。
果肉の部分が多く、実離れも良く、食べやすいです。
基本的にジュースの原料として利用できます。
●果梗…軸の部分です。
苦味、エグ味、渋味が強いです。
ワインで使用される際に取り除かれます。
●果肉…果汁が多く、水分やブドウ糖などが含まれています。
酒石鹸、リンゴ酸などの有機酸を含んでいます。
果皮のすぐ内側の部分は、糖度が高く、種子との間は酸度が高いです。
●果皮…濃度の高いタンニンや色素が多いです。
ワインの風味を生み出す色々な成分が含んでいます。
●種子…タンニンを多く含んでいます。
潰すと苦いですが、種子の形や数は品種によって様々です。
高級ワインについて
高級ワインは、その年のブドウの出来や造り手の技術だけではなく、
生産量が少ないなどの希少価値があります。
そしてワインオークションは、高価なワインをお手軽に手に入れられるチャンスです。
代行サービスを利用すると、海外のオークションに参加する事ができます。
具体例はクリスティーズ(イギリスです)、AM コンディット(アメリカ合衆国です)。
さらに品質や産地を守るワイン法は、
ワインの出所を明らかにして品種と産地を保護するモノです。
世界で初めて制定したのは、ポルトガルです。
しかし、EU(欧州連合です)の主なワイン生産国はフランスの
原産地統制名称法(AOCです)を基本にしています。
主に指定地域優良ワイン(VQPRDです)と
日常消費テーブルワイン(Vin de Tableです)に分けている国が多いです。
フランスのワイン法について
①原産地統制名称ワインはブドウの品種、原産地、
栽培法、醸造法などの厳しく管理された最上級ワインです。
別名は、AOCです。
指定地域優良ワインです。
②原産地名称優良上質指定ワインは、AOCの予備軍ワインです。
別名は、VDQSです。
指定地域優良ワインです。
③地酒は、生産地が限定されていて、指定されたブドウ品種を使って造られているワインです。
別名はVdPです。
日常消費テーブルワインです。
④テーブルワインは、原産地を表示する必要がなく、
異なる産地のワインをブレンドしても良いワインです。
日常消費テーブルワインです。
第1級ワイン【ボルドー5大シャトー】について
①シャトー・ラフィット・ロートシルトは、
第1級ワインの中でも筆頭に格付けされているワイナリーです。
【参考画像】
②シャトー・マルゴーは、ワインの女王と称されている優美なスタイル・ワイナリーです。
【参考画像】
③シャトー・ラトゥールは、最も力強い男性的なワインナリーです。
【参考画像】
④シャトー・ムートン・ロートシルトは、1985年に格付けを覆して、
1973年に唯一第2級から昇格したワイナリーです。
【参考画像】
⑤シャトー・オー・ブリオンは、唯一メドック(赤ワインの産地です)以外から選ばれた
グラーヴ地区のワイナリーです。
【参考画像】