味噌汁について
和食に欠かす事ができないご飯と味噌汁は、日本食を長期間支え続けてきました。
世界からも注目されているみそ汁は、和食を代表する存在です。
そして美味しいみそ汁は、だしの度合いによって決まります。
熟成された旨味は、大豆を発酵させる事で風味がある味噌が生まれます。
さらに、味噌本来の美味しさと自然の恵みを高めた無添加味噌もあります。
ちなみに無添加味噌は、基本的に大豆、米、塩を使用した味噌です。
目次
味噌汁について
味噌汁は、汁物の1種です。
別名は、御味御付です。
日本料理の代表として、ゴハンとセットで食卓に並ぶ事が多いです。
だしを味噌で調理した後、野菜や魚介類などを組み合わせた料理です。
そしてみそ汁は、煮立てると味噌の香りが薄くなります。
有効なだしは、煮干しがコクのある味になりやすいです。
野菜や豆腐などは、素材そのモノの味が薄いからです。
さらに1981年、国立がんセンター研究所で医学者として活動している平山雄さんが、
『みそ汁を飲む頻度と胃がんの死亡率との関係』調査結果を発表しました。
味噌汁を飲む頻度が高い人は、胃がんによる死亡率が低いという診断結果が公表されました。
味噌汁の作り方について
みそ汁に入れる具材は、先に調理しておきます。
①味噌汁のだし作りをします(煮干しがオススメです)。
②鍋に水とだし類を入れて、約15分程度中火にかけます。
③煮だつ前に昆布系を取ります。
④ザルで煮干し等を取ります。
⑤先に煮えにくい具材から入れて煮ります。
⑥味噌を入れて溶かします。
⑥煮えやすい具材を入れます。
⑦火を止めて完成です(一煮立ちです)。
⑧ネギや七味唐辛子等を入れて食べます。
⑨完成後は、一番美味しい時間です(煮えばなです)。
一煮立ちは、煮汁を沸騰させて約30秒程度過ぎたらすぐに火を止める事です。
煮えばなは、汁が煮えた直後です。
主な味噌汁の具材について
かつお節…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
煮干し…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
昆布…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
油揚げ…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
大根…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
ジャガイモ…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
さつまいも…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
かぼちゃ…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
ごぼう…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
玉ねぎ…味噌を入れる前にだし汁で煮ります。
豆腐…味噌を入れた後にだし汁で煮ります。
わかめ…味噌を入れた後にだし汁で煮ります。
キャベツ…味噌を入れた後にだし汁で煮ります。
ほうれん草…味噌を入れた後にだし汁で煮ります。
なめこ…味噌を入れた後にだし汁で煮ります。
きのこ類…味噌を入れた後にだし汁で煮ります。