乳酸菌製剤について

腸内で乳酸菌が増殖すると、腸内を酸性にしやすくします。

つまり、細菌の増殖や有害物質の産生などを抑制しやすくなります。

最近は、ビフィズス菌が含まれている製剤もあります。

ちなみにビフィズス菌は、グラム陽性の偏性嫌気性桿菌の1種です。

一般的に乳酸や短鎖脂肪酸(酢酸です)の有機酸を生成する事によって、

大腸内の悪玉菌の増殖を抑制します。

目次

乳酸菌製剤について

乳酸菌製剤は、腸内フローラを整える目的で処方されている医薬品や機能性サプリメントです。

主に乳酸菌の善玉菌を含んでいるので、軟便・便秘・腹部膨満感などの改善に利用されています。

市販の乳酸菌飲料やヨーグルトは、乳酸菌製剤ではないです。

効果や安全性が一定の基準で管理されているので、錠剤や粉末の形が多いです。

 

ラクトミン製剤は、有効成分としてラクトミン(乳酸菌です)を

含んでいる医薬品(整腸剤です)の総称です。

配合散錠剤は、0.6%(パーセントです)程度・1g(グラムです)中ラクトミン6mg程度、

糖化菌が4mg(ミリグラムです)程度含まれています。

1日1g程度〜3g程度、1日3回程度です。

 

耐性乳酸菌製剤は、抗生物質を処方される際に副作用による下痢を対処する為の薬です。

散錠剤は、0.6%程度です。

錠剤は、6mg程度です。

1日1g程度や1錠程度、1日3回程度です。

 

主な副作用は、下痢、軟便などです。

抗菌薬の投与中に腸内細菌の変化で生じる場合があります。

●腸内細菌叢は、腸内に棲む細菌が菌種ごとの塊となって

腸の壁に張り付いている状態です(腸内細菌の集まりです)。

別名は、腸内フローラです。

服薬指導について

ラクトミン製剤と耐性乳酸菌製剤は、乳酸菌を含んでいる整腸薬です。

そしてラクトミン製剤は、有用薬であるビフィズス菌優位の腸内細菌叢に繋がります。

乳酸菌が生成した乳酸が腸内を酸性にする事で細菌の抑制に近づきます。

さらに耐性乳酸菌製剤は、抗菌薬の使用時に生じる

腸内細菌叢の異常を改善する目的で使用されています。

 

腸内細菌叢の異常による下痢は、多種の抗菌薬に耐性がある乳酸菌製剤が活躍できます。

ちなみに、牛乳アレルギーの人が使用できるタイプもあります。

注意事項について

1部の耐性乳酸菌製剤は、牛乳アレルギーの人に対して使用できないです(投与禁忌です)。

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