クグロフについて
しっとりした風味が高いケーキに火山の火口から噴出したクグロフは、
ボリューム感たっぷりの甘いデザートです。
ケーキをデコレーションする時にアイシングがぴったりです。
聞き慣れない言葉のアイシングは、ケーキのお化粧です。
綺麗にするだけではなく、デザインや工夫が楽しめるお菓子です。
大噴火が起きる前に模様替えを済ませておきましょう。
目次
クグロフについて
クグロフは、ドイツ、フランス、スイス、オーストリアにあるアルザス地方の伝統的なお菓子です。
別名はグーグルフップフ、ブントクーヘン、ロドンクーヘン、ナップクーヘン、
アッシュクーヘン、ケーゲルホップフ、トップフクーヘンなどです。
型は中心の火通りが良く、パンやお菓子に向いています。
大きな特徴は、斜めにうねりがある型(クグロフ型です)に粉砂糖を振りかけたスイーツです。
そしてアルザス地方は、日曜日の朝に焼くパンとして有名です。
アルザス産の白ワインと組み合わせると味わいが引き立ちます。
さらにオーストラリアは、クーゲルホップス型があってクリスマスには欠かせないケーキです。
ちなみにトッピング系は、アイシングを使用する事が多いです。
アイシングは、ケーキやクッキーの仕上げに利用されるペーストです。
クグロフの作り方について
美味しい作り方は、型の下準備がポイントです。
型はバターを薄く塗って、粉を茶こしで振って余分を落とします。
①卵は2個、砂糖は70g(グラムです)、バターは100g、バナナは1本、薄力粉は120g、
ベーキングパウダーは小さじ1/2、レモン汁は1/2、バナナリキュールは大さじ1、
アイジング用の砂糖は20g、アイジング用のレモン汁は小さじ1です。
②バナナはフォークで潰して、レモン汁を振ります。
③ボウルAにバターを入れて泡立器で混ぜます。
④砂糖を3回に分けて入れて、白っぽくなるまで混ぜます。
⑤卵黄、卵白を入れて、なめらかにしながら混ぜていきます。
⑥バナナを入れて泡立器で混ぜて、バナナリキュールも入れて混ぜます。
⑦ゴムべらを使用して底からすくい上げるように粉気がなくなるまで混ぜていきます。
⑧生地を型に入れて、膨らみやすい中央部分をへこませます。
⑨約180℃(度です)のオーブンに入れて、約45分程度焼きます。
⑩焼き上がった後、あら熱を取って型を外します。
⑪ボウルBにアイシング用の砂糖とレモン汁を混ぜます。
⑫ケーキが冷めたらスプーンでケーキにボウルBの具材を掛けて完成です(1個分です)。