空気調和について
空気の成分は、窒素(78.06%)が1番多く占めています。
そして酸素は20.95%(パーセントです)、アルゴンが0.93%、二酸化炭素が0.03%を占めます。
現在は空気の成分がバランス良く維持できています。
しかし、極端にバランスが崩壊すると、人間が快適に過ごす事が難しくなります。
そして人間は、呼吸作用によって肺の中に空気を送り込みます。
血液中に酸素を消費して、二酸化炭素を放出します。
目次
空気調和について
①温度の調整
空気の加熱、空気の冷却です。
つまり、顕熱の加減をする行為です。
●顕熱は、温度を変化させる事です。
主に物体に熱を加えたり、物体から熱を奪ったりして物体の温度が変わる時の熱です。
熱される事で水の温度が上昇します。
しかし、水は液体の状態のままです。
②湿度の調整
加湿、除湿です。
つまり、潜熱の加減をする行為です。
●潜熱は、湿度を変化させる事です。
主に物体に熱を加えたり、物体から熱を奪っても温度に関係なく、一定の状態にある熱です。
熱し続けても水の温度が変わらないです。
液体から水蒸気に形が変化します。
③気流の調整
気流の速度、気流の分布、気流の気圧、気流の方向を調整します。
④空気の清浄
塵埃、有害ガス、細菌、臭気などのの希釈や除去です。
空気調和の必要性について
閉め切った部屋で燃焼機器を長時間使用していると、不完全燃焼になります。
有害ガスである一酸化炭素が発生します。
つまり、一酸化炭素中毒に繋がります。
そして一酸化炭素の1部は、すぐに酸素と結合して二酸化炭素になります。
結果的に酸素は、人間のみならずに、様々な場所で発生や排出されています。
基本的に空気調和は、室内空気汚染の目安が二酸化炭素の濃度になりやすいです。