焼酎の割り方について

焼酎は、様々な割り方で楽しむ事ができます。

そして、飲用温度が広い酒なので、季節や料理などによって割り方が多種多様です。

主にストレート、オンザロック、水割り、お湯割り、ソーダ割りなどがあります。

さらに現在は、芋焼酎が人気です。

普段からあまり焼酎を飲み慣れていない人は、安心して飲み比べをする事ができます。

目次

焼酎の割り方について

焼酎は、蒸留酒です。

 

①ストレート

焼酎本来の味と個性を率直に感じる事ができます(王道な飲み方です)。

 

②オンザロック

別名は、ロックです。

氷を使用して焼酎の品質が際立ちます。

 

③水割り

スッキリ軽やかな味わいです。

焼酎の割り方の代表格です。

 

④お湯割り

コクが強い焼酎は、香りがより引き立ちます。

 

⑤ソーダ割り

爽快感が引き立ちます。

炭酸をできるだけ残すようにします。

 

⑥前割り

まろやかな味わいです。

大切なお客様をおもてなす時に使用されています。

 

⑦カクテル

様々な飲み物を割ったタイプです。

女性人気です。

 

⑧トゥワイスアップ

焼酎の香気成分が際立ちます。

濃厚な焼酎が向いています。

 

⑨梅干し入り

味わいを足して臭みを消してくれます。

 

⑩パーシャルショット

白濁してとろみが増します。

焼酎のストレートについて

上質な本格焼酎、熟成の焼酎などが向いています。

貯蔵期間が長いので希少価値が高い琉球泡盛があります。

伝統酒器であるそらきゅうは、ストレート飲みに適しています。

底面が三角形になっているので、テーブルに置けない構造になっています。

ちなみに琉球泡盛は、アルコール度数が高いです。

しかし、そらきゅうに入れられる酒量が少ないので安心です。

焼酎のオンザロックについて

美味しい氷だけで割って飲むので、冷たい口あたりと薄まりすぎない味わいです。

昭和時代、主に水道水を使用して冷蔵庫で作る氷でした。

平成時代、スナックやバーなどで大きな氷を使用されるようになりました。

さらにミネラルウォーターの普及によって、ロックの飲み方が注目されました。

つまり、焼酎ブームの火付け役です。

その後、多くのロックグラスが販売されています(黒糖焼酎に適しています)。

焼酎の水割りについて

アルコール度数の固い焼酎をうまく薄めると効果的です。

美味しいミネラルウォーターと相性が良いです。

特に焼酎を仕込んだ水質に近い水が好まれています。

そして水は、軟水と硬水があります。

軟水仕込みの焼酎を硬水のミネラルウォーター(海外輸入です)で割る事で、味わいが変わります。

薄手のグラスを利用すると、氷の量をうまく調整できます。

焼酎のお湯割りについて

お湯を先に入れて、後から焼酎を入れると、辛口(ドライです)に仕上がります。

アルコールが揮発しやすいので、刺激が増します。

公式は、焼酎とお湯=5:5です(好みによって4:6の場合もあります)。

自分なりの焼酎とアルコール度数を選べます。

芋焼酎や琉球焼酎に向いています。

そしてお湯割りは、時間をかけてゆっくり飲む事で疲労回復に繋がります。

焼酎のソーダ割りについて

氷を先に入れて、後から焼酎を入れると、に仕上がります。

冷えたソーダを注ぎます(炭酸が抜けないように要注意です)。

公式は、焼酎とソーダ=1:3です(好みによって1:4の場合もあります)。

アルコール度数が低い酒は、向いています。

焼酎の前割りについて

鹿児島県で行われている事が多い割り方です。

飲む前日に焼酎と水を好みの割り方で割ります。

鹿児島県の伝統酒器である黒千代香に入れておきます。

当日、焼酎のアルコール分と水分が一体化します。

焼酎のカクテルについて

平成時代、焼酎を使用したカクテルが女性に人気です。

特にお茶を利用したカクテルが人気が高いです。

具体例はお茶、野菜、果物、ソーダ、紅茶、コーヒーなどです。

最近は烏龍茶、緑茶が多いです。

ちなみに緑茶は、爽快な香りが特徴です。

タンニンによって、魚の生臭さをうまく消してくれます(寿司屋に緑茶が採用されている理由です)。

焼酎のトゥワイスアップについて

焼酎と水を同じ量で割って氷を入れずに飲みます。

ウイスキーに適しています。

特に琉球焼酎、泡盛、ティスティングに向いています。

焼酎の梅干し入りについて

昭和時代、居酒屋で焼酎を飲む時に梅干しを入れる事があります。

甲類焼酎が一般的だったので、味気なく、少し臭みがありました。

現在は、本格焼酎の品質が向上して梅干しの使用率が低下しました。

天然の塩と梅干し入りの焼酎は、格別です。

焼酎のパーシャルショットについて

アルコール度数の高い酒を冷蔵庫内にある冷凍庫で氷点下まで冷やします。

その後、冷えた状態で飲みます。

香味成分が非常に高い芋焼酎系と長期貯蔵酒などのアルコール度数が高い酒は、最適です。

ちなみにアルコールの凍る温度は、-114℃(度です)です。

家庭向けの冷蔵庫では、凍らないです。

ボトルをそのまま冷凍庫でキンキンに冷やして飲むと美味しいです。

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