フューエルタンクについて

自動車やバイクなどのエンジンを動かす為に必要な燃料は、フューエルタンクに蓄えられます。

そして燃料タンクは、電動ポンプや重力による自然落下によって、

フューエルインジェクション(FI・燃料噴射装置です)や

キャブレター(燃料を空気と混合する装置です)に供給されます。

さらにフューエルインジェクション車は、電子制御でインジェクター

(エンジンに燃料を噴射する装置です)に圧送します(安全面が高いので主流です)。

ちなみにキャブレター車は、フューエルコック(ガスの供給経路を開閉するバルブです)に

備えて燃料の流れを制御します(以前は、機械式が主流でした)。

目次

フューエルタンクについて

フューエルタンクは、自動車やオートバイの燃料を入れておく容器です。

そしてタンク内部は、亜鉛メッキで錆止め処理がされている鋼板が採用されています。

基本的に容量が大きいと、長距離を走行できます。

しかし、容量が少ない場合は、車両重量を減らす事ができます。

さらに公道向けの車は、安全性が高い金属製タンクが多いです。

ちなみにレーシングマシンの場合は、より軽量な樹脂製のモノが利用されています。

エアクリーナーについて

エアクリーナーは、エンジンに取り込む空気をろ過する部品です(フィルターです)。

エンジンを動かす為には、ガソリンと空気が必要です。

空気の取り入れ口は、エアフィルターが備えられています。

主に大気中のホコリや砂などを取り除きます。

 

①乾式エアフィルター

別名は、乾式エレメントです。

筒状で目の細かい塵埃を絡め取る方式です。

大きな特徴は、通気抵抗が少ないです。

紙や不織布などが多く、発泡プラスチックも採用されています。

つまり、使い捨て型です。

 

②湿式エアフィルター

別名は、湿式エレメントです。

スポンジに専用オイルを染み込ませた専用オイルに吸着して塵埃を除去する方式です。

大きな特徴は、吸着性が高が高いです。

ちなみに、水分を濾過する事もできます。

ウレタンフォームが採用されています。

つまり、専用液で洗浄して繰り返して使用できます。

エアクリーナーの重要性について

一般的に雨水が直接入りにくいシート下、空いた隙間からエアを取り込んでいます。

そしてエンジン付近は、高温な場所から取り込んだ空気が

熱によって膨張するので密度が低いです。

より多く取り込む為には、エアダクト(換気向けや空調向けの空気を導くパイプです)を

車体前面に出して外気を効率良くしています。

つまり、走行風を効果的にエンジンへ供給して冷却効果を高めています。

 

さらにエアクリーナーボックスは、エアクリーナーを収めている場所です。

内の空気が多いと、エンジンへのエア供給が多くなります。

つまり、エンジン力が増します。

しかし、騒音に繋がるので内部構造を工夫をする事が重要です。

設計次第で吸気音を抑える事ができます。

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