ストレプトコッカス・ミュータンス菌について
歯垢に潜んでいて、歯を溶かしていくストレプトコッカス・ミュータンス菌は、
歯磨きをサボる事によって増殖していきます。
哺乳類の口に生息しているミュータンス菌は、
球体の菌が鎖風に増殖する連鎖球菌の1種です。
つまり、生まれたての赤ちゃんの口内に存在しないです。
しかし、共有スプーンや食器などを介して、
大人の唾液を通じて赤ちゃんに感染する可能性があります。
ストレプトコッカス・ミュータンス菌について
ストレプトコッカス・ミュータンスは、グラム陽性で通性嫌気性のレンサ球菌の1種です。
別名は、虫歯菌です。
一般的に口移しや食器の共有などによって、
感染者の唾液が口に入る事によって感染していきます。
虫歯が発症したり、虫歯が進行したりする原因に繋がります。
サイズ感は、1.9μm(マイクロメートルです)程度です。
発育温度は、37℃(度です)程度です。
主な生息場所は、人間や口内、動物の口内などです。
ストレプトコッカス・ミュータンスの主な栄養源は、糖分です。
歯に付着していた食べカスに含まれている糖質を分解していきます。
ネバネバしたグルカン(物質です)を生成します。
口内の細菌が合体して、歯の表面にプラーク(歯垢です)が形成していきます。
細菌が増殖したプラークは、普段の歯磨きで洗いとせない程度の強固に歯に付着します。
酸素が届かないプラーク内は、ストレプトコッカス・ミュータンス菌や
嫌気性細菌の増殖しやすい環境です。
さらに、糖質から酸を生成する作用で活性化します。
つまり、歯が溶けて虫歯が発生します。
そしてストレプトコッカス・ミュータンスは、ほとんどの成人の口内に潜んでいます。
食後の歯磨きによって、口内を清潔に保つ事が必要です。
結果的にミュータンス菌の活性化を抑制する事に繋がるからです。