覚醒剤について
日本で第2次世界大戦後に、アンフェタミン(注意欠陥多動性障害や
ナルコレプシーの治療に利用されている薬剤です)と
メタンフェタミン(中枢神経刺激薬です)の注射剤の乱用が問題になりました。
1951年06月30日、覚せい剤取締法が公布されました。
つまり、日本の法律上の覚醒剤が規定されていました。
ちなみに覚醒剤は、薬用植物のマオウに含まれている
アルカロイド(天然由来の有機化合物の総称です)の成分を利用して精製した医薬品です。
さらに、アンフェタミン類の精神刺激薬です。
覚醒剤について
日本の場合は、メタンフェタミンの流通が多いです。
基本的に無色の板状や粒状の結晶をしています。
そして、無臭と苦味があります。
さらに覚醒剤は、シャブ、スピード、ヒロポン、アイス、メス、クリスタルなどで有名です。。
主な摂取方法は、水に溶解させて静脈注射や経口摂取、加熱吸煙(炙りです)などです。
生体へ及ぼす影響は、強力な中枢興奮作用があります。
気分高揚、多幸感などを感じやすいです。
そして不眠、食欲抑制作用などがあります。
交感神経系の機能に基づく、頻脈、体温上昇、血圧上昇なども見られます。
さらに1回の使用量は、30mg(ミリグラムです)程度です。
ちなみに食欲抑制作用で慢性使用になって、
体重が減少するので痩せ薬として偽装されやすいので要注意です。
強力な精神依存性があります。
精神依存状態は、覚醒剤の効果が減弱すると、
薬物を再度使用したい苛烈な欲求である渇望を生じます。
つまり、繰り返して使用する悪循環に陥ります。
一般的に身体依存性がないですが、覚醒剤の長期運用で
慢性中毒(幻想妄想を伴う精神疾患症状です)を引き起こします。
●精神依存性は、薬物の効果が減弱や消失する事で再び薬物を使用したい苛烈な欲求が生じて、
薬物の使用を繰り返す状態です(薬物依存の本質です)。
●身体依存性は、薬物の効果が減弱や消失する事で鬱や下痢などの離脱症状になりやすいです。
不快な症状を緩和する為に薬物使用へ向かわせたりするので、精神依存を強める状態です。
慢性中毒へ移行した場合は、薬物の使用が中断している状況でも、
少量の覚醒剤再使用、飲酒、ストレスの刺激などで幻覚妄想が再熱する危険性があります。
