【就活】調味料・乳製品【業界研究】
大手調味料企業や大手乳製品企業は、翌々日配送が広がっています。
トラック運転手の人手不足による深刻化によって、卸売会社への配送を
翌日から1日のインターバル(合間です)を設ける翌々日配送に切り替えました。
特にゴールデンウィークなどの大型連休中に始める食品メーカーが増えました。
つまり、配送運転手の負担を軽減する事に繋がりました(深夜配送です)。
目次
調味料と乳製品について
調味料と乳製品産業は、成長率がまずまずです。
そして調味料は、醤油、味噌、ダシ、みりんなどの基礎調味料や
香辛料、酸化防止剤などの食品添加物を取り扱っています。
さらに乳製品は、生乳などを利用した飲用牛乳や乳飲料、
加工乳、発酵乳、チーズ、バター、ヨーグルトなどを取り扱っています。
少子高齢化で国内の調味料と乳製品業界は、市場が縮小傾向です。
高付加価値品や小容量タイプなどの多様性でライフスタイルに合わせた商品開発を行っています。
特に共働き世代の増加などで、時短や簡便商品の販売が好調です。
各社の傾向としては、簡便さを残しつつ、
見栄え良く料理できる調味料やソースなどが増えています。
ちなみに乳産業は、原材料である生乳不足が課題になっています。
主な要因は畜産農家の高齢化、人手不足、生乳の価格が上昇している事などです。
乳製品大手企業は、牛乳などの乳製品の値上げが目立ちます。
機能性が表示されている食品(保健機能食品です)は、3つあります。
①特定保険用食品は、健康の意地増進に役立つ事が科学的根拠に基づいて
認可された表示が許可された食品(トクホです)。
②栄養機能食品は、1日に必要な栄養成分が不足しがちな場合に、
補給や補完の為に利用できる食品です。
③機能性表示食品は、事業者の責任で科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。
国内の調味料について
①キッコーマンは、醤油最大手企業です。
売上高は、4535億円です。
営業利益は、384億円です。
ちなみに海外売上高比率は、60%(パーセントです)です。
②キューピーは、マヨネーズとドレッシング最大手企業です。
売上高は、5735億円です。
営業利益は、330億円です。
③味の素は、総合食品メーカー大手企業です。
売上高は、1兆1274億円です。
営業利益は、531億円です。
④ハウス食品グループは、カレー最大手企業です。
売上高は、2966億円です。
営業利益は、175億円です。
⑤ミツカンホールディングスは、食酢最大手企業です。
売上高は、2446億円です。
営業利益は、130億円です。
⑥カゴメは、トマト加工食品最大手企業です。
売上高は、2098億円です。
営業利益は、120億円です。
⑦アヲハタは、ジャム最大手企業です。
売上高は、221億円です。
営業利益は、9億円です。
キューピーの子会社です。
⑧マルコメは、味噌最大手企業です。
売上高は、445億円です。
⑨永谷園ホールディングスは、即席味噌汁大手企業です。
売上高は、1047億円です。
営業利益は、23億円です。
⑩ブルドックソースは、ソース大手企業です。
売上高は、170億円です。
営業利益は、4億円です。
国内の乳製品について
①明治ホールディングスは、乳製品最大手企業です。
売上高は、5066億円です。
営業利益は、560億円です。
②雪印メグミルクは、乳製品大手企業です。
売上高は、6033億円です。
営業利益は、172億円です。
③森永乳業は、乳製品大手企業です。
売上高は、5835億円です。
営業利益は、223億円です。
国内のその他の調味料について
①ケンコーマヨネーズは、業務向けマヨネーズとドレッシング大手企業です。
売上高は、739億円です。
営業利益は、31億円です。
②理研ビタミンは、ノンオイルドレッシング大手企業です。
売上高は、898億円です。
営業利益は、50億円です。
③エバラ食品工業は、調味料大手企業です。
売上高は、513億円です。
営業利益は、23億円です。
④エスビー食品は、香辛料大手企業です。
売上高は、1451億円です。
営業利益は、71億円です。
⑤ギャバンは、業務向け香辛料大手企業です。
ハウス食品グループ本社の子会社です。
⑥マロニーは、鉱物向け食品大手企業です。
ハウス食品グループ本社の子会社です。