【JA】農業協同組合について【農協】

農業協同組合は、地域の組合から全国組織に至るまでの巨大なグループを形成しています。

基本的に農協は、市町村単位の組織です。

そして、総合JAは共済事業、信用事業、販売事業、購買事業、その他の事業などです。

さらに、専門JAは酪農、園芸、畜産、果樹などです。

ちなみに現在、農家の生活に深く関わっている組織です。

目次

農業協同組合について

農業協同組合は、農業者組織です。

目的は、人々が連携し助け合う相互秩助の精神で、

組合員農家の農業経営と生活を守る地域社会を築く事です。

別名は農協、JAなどです。

2009年度の全国JA数は、733箇所です。

ちなみにJAは、Japan Agricultural Co-opreativesの略語です。

 

①経済

組合員が生産した農産物の販売、農業の生産に必要な肥料や農薬、農業機械などです。

 

②共済

組合内の保障や補償です。

別名は、JA共済です。

 

③信用

営農指導、貯金、貸付、証券などです。

別名は、JAバンクです。

JAグループについて

●全国レベル

一般社団法人全国農業協同組合中央会(JA全中です)は、指導事業です。

全国共済農業協同組合連合会(JA共済連です)は、共済事業です。

全国農業協同組合連合会(JA全農です)は、経済事業です。

全国厚生農業協同組合連合会(JA全厚連です)は、医療事業です。

農林中央銀行(農林中林です)は、信用事業です。

全国共済農業協同組合連合会(全国段階連合会です)は、その他の事業です。

 

●都道府県レベル

農業協同組合中央会(JA中央会です)は、指導事業です。

JA共済連は、共済事業です。

厚生農業協同組合連合会(JA厚生連です)は、医療事業です。

JA全農は、経済事業です。

経済農業協同組合連合会(JA経済連です)は、経済事業です。

県JAは、経済事業です。

農林中林は、信用事業です。

県内JAは、信用事業です。

信用農業協同組合連合会(JA信連です)は、信用事業です。

全国段階連合会は、その他の事業です。

 

●市町村レベル

農業協同組合です。

JAの衰退について

納入先がJAのみ→独占→JAを介さないルートで成功する農家の増加→JA離れです。

 

長年、農作物の納入先はJAのみでした。

農薬や肥料、耕作機械の購入などもJAを通じて行っていました。

具体例は物品を強制購入、農薬購入、大量使用などです。

 

産直やネット販売の台頭によって、JAを介さない農家の成功事例が増えました。

今後、JAは、広域合併による経営体質の強化を始めました。

農家生活の安定や地域の農業振興に向けた取り組みです。

ちなみに、農林水産省の農業協同組合等現在数統計の概要の研究調査データによると、

1995年度は、2500組合を超えています。

2009年度は、500組合を超えています。

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