【健康】肉の臭い消しと薬味、にんにくを食べすぎると危険な理由について【ハヤシマイル】
強烈な風味を持つにんにくは、生の状態で多く含まれているアリイン(成分です)が
すり下ろしたり、刻むなどをする事でアリシンへ変化します。
そしてアリシンは、ニンニクの香りや辛みの元です。
さらに調理中に分解されるので、様々な成分へと変化していきます。
一般的ににんにくは、免疫機能を向上に期待できます。
他には、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1の吸収率を高めたり、カビ・細菌・
寄生虫などを殺菌する作用、血中コレステロールの増加を抑える作用などがあります。
しかし、にんにくを食べ過ぎると、体に良くない噂があります。
本当に体に悪影響を及ぼすのでしょうか?
【健康】肉の臭い消しと薬味、にんにくを食べすぎると危険な理由について【ハヤシマイル】について
にんにくを食べすぎると危険な理由について
ニンニクのデメリット→主に3つあります。
過剰に摂取したりすると、体調によって危険な事があります。
①腹痛や下痢などの不快な症状を招きやすくなります。
にんにくは強い殺菌作用がある反面、過剰摂取による刺激性が胃の粘膜を傷つけたり、
腸内細菌を死滅させてしまう事があります。
そして腸内細菌は、菌の種類ごとにバランスを保つ事で
腸内環境を最適な状態に整える役割があります。
しかし、殺菌作用を受けるとバランスが崩れて、腹痛や下痢などを引き起こす原因になります。
②肌荒れを引き起こす要因になります。
胃や腸が荒れてしまうと、必要な栄養素の消化や吸収率も低下しやすくなります。
特に皮膚の健康維持に必要なビタミンB群が不足する事、
1部のビタミンは腸内細菌によって形成するので、
殺菌作用によって腸内細菌が減ってしまうと、ビタミン不足に繋がります。
つまり、肌荒れを起こす可能性があります。
表面の皮膚だけではなく、口の中なども炎症がある場合もあります。
③口臭や体臭が強くなりやすくなります。
にんにくの強烈な臭いは食べた直後だけでなく、消化されて
血液中に入った後も皮膚や肺から排泄される事で長時間の口臭や体臭に繋がります。
大さじ1杯のニンニクの臭い成分が代謝されるまでに、約16時間程度かかります。
さらに、新陳代謝が悪い人はより長い時間がかかる事もあります。
ちなみに、切らずに丸ごと加熱したにんにく(ホイル焼きで有名です)は、
アリシンによる匂いを感じませんが、アリインが体内で臭い成分に変わります。
つまり、体臭の原因になるので要注意です。
にんにくを食べる目安→生にんにくは、1日1片(5g程度です)程度です。
加熱したにんにくは、1日3片(15g程度です)程度です。
基本的に2日程度〜3日程度に1度食べるのが目安です。
にんにくの有効成分は、1度食べると2日間程度の効果が持続するからです。
つまり、毎日摂らなくても作用が期待できます。
お子さんの場合は、大人よりも胃腸機能が未熟なので、半分以下にするのが重要です。
しかし、個人の体質や体調によって、同じ量であっても不快な症状が出る事も考えられます。
ちなみににんにくは、胃腸への刺激が強いので、
少しでも和らげる為に空腹時に食べないようにしましょう。
にんにくを口にするまでに別の食べ物を胃へ入れておく事で、
刺激を少し抑える事ができます。
たんぱく質と反応して刺激を和らげられる事があるので、
肉、魚、乳製品などと合わせた料理が良いです。
特に玄米、全粒粉、豚肉(加工品を含みます)、
豆類などは、ビタミンB1が多く含まれています。
にんにくの作用との相乗効果が得られやすいです。
このようにニンニクは、毎日摂取する食べ物ではないです。
ちなみに口臭対策や体臭対策は、緑茶、紅茶、ウーロン茶などのカテキンが含まれる飲み物、
りんごが有効です。
お茶に含まれるカテキンは、臭い成分を分解する作用があるからです。
りんごに含まれているポリフェノールは、臭い成分と結びついて軽減する用が期待できます。