ストレプトマイセスについて

1944年、結核の治療薬として開発された抗生物質『ストレプトマイシン』が活躍しました。

そして急性骨髄性白血病の患者に投与される抗癌性抗生物質『ダウノマイシン』もあります。

医療現場で使用されている抗生物質のほとんどは、ストレプトマイセスに由来しています。

ちなみに結核は、結核菌による慢性感染症です。

急性骨髄性白血病は、骨髄芽球(白血球になる前の未熟な細胞です)に異常が引き起こって、

癌化した細胞(白血病細胞です)が骨髄で無制限に増える病気です。

目次

ストレプトマイセスについて

ストレプトマイセスは、放射菌の1種です。

グラム陽性細菌に分類されている真正細菌の1属です。

基本的に土壌中に生息しています(細菌内で大きいです)。

根菜類に病気を引き起こす可能性があります。

一般的に抗生物質、免疫抑制剤、寄生虫特効薬などの多くの薬剤に利用されています。

 

大きな特徴は、抗生物質の大部分を生産する細菌です。

発育温度は、種類によって異なります。

主な生息場所は、土壌です。

特に森林、畑、公園などです。

 

ストレプトマイセスは、抗生物質以外に様々な薬剤があります。

具体例は、ストレプトマイセス・ツクバエンシスです。

筑波山から採取できます。

免疫機能を抑制する免疫抑制剤『タクロリムス』を開発しました。

免疫機能を担っている白血球の増殖を抑える働きがあります。

主に肝臓や腎臓の移植手術後の拒絶反応を抑制する時に利用されています。

 

寄生虫病の特効薬である感染症対策薬『メクチザン』は、

南アメリカ大陸やアフリカ大陸を中心とした

オンコセルカ症とリンパ系フィラリア症の撲滅に繋がります。

●オンコセルカ症は、寄生虫を保ったブユに人間が刺される事で感染する感染症です。

●リンパ系フィラリア症は、寄生虫を保った蚊に人間が刺される事で感染する感染症です。

ストレプトマイセスを応用した薬剤について

①ストレプトマイシン

結核やペストなどの治療薬として使用されています。

 

②アクラシノマイシン

悪性リンパ腫や乳がんなどの治療薬として使用されています。

 

③ダウノマイシン

急性白血病の治療薬として使用されています。

 

④カナマイシン

急性気管支炎や肺炎などの治療薬として使用されています。

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