不動産マーケットについて
不動産市場と心理戦場。
不動産マーケットは、日々の変革を受けながら成長していきます。
不動産の買い手と売り手の間に大きな取引が行われています。
それぞれの売買は、多くの情報収集と情報心理戦が繰り広げられている場所です。
世界経済の発展と伴い不動産業界も進化していきます。
目次
①不動産マーケットについて
現在、日本の不動産市場はインフレ方向に傾き始めています。
主な要因はアベノミクス、東京五輪などです。
●インフレーション…物価の価値が上がり、お金の価値が下がる事です。
ちなみに、略語はインフレです。
物価の価値が高くなると企業の利益が上がります→企業の利益が上がると給料が上がります→
給料が上がると消費行動が増します。
インフレが行き過ぎると経済破綻に繋がります(ハイパーインフレです)。
●デフレーション…物価が価値が下がり、お金の価値が上がる事です。
ちなみに、略語はデフレです。
物価の価値が低くなると消費行動が上がります→消費行動が高くなると企業の利益が上がます→
企業の利益が上がると給料が上がります→給料が上がると購買欲が増します。
デフレが行き過ぎると経済停滞に繋がります(デフレスパイラルです)。
●アベノミクス…2012年12月26日に誕生した第2次安倍晋三内閣の経済政策です。
3本の矢を掲げて、長期的なデフレ脱却を目的とした手法です。
日本銀行による大規模な金融緩和政策、政府による機動的な財政政策、
規制緩和による成長戦略です。
これは規制緩和を通じて、円安方向へ傾かせて国内の物価を上げていく方針です。
それにより、政府が大規模な予算を民間企業などに投資する事で好景気に期待する作戦です。
●東京オリンピック…第32回夏季オリンピックが2020年07月24日~2020年08月09日までに東京都で開催されます。
実施競技は、33競技の339種目です。
初めて日本で開催された東京オリンピックは、
1964年10月10日~1964年10月24日までに東京都で開催されました(第18回夏季オリンピックです)。
不動産マーケットは、首都圏を中心に不動産価格が上がっていきます。
これは都心から始まり、郊外へ不動産価格が徐々に上がっていきます。
さらに、駅に近い物件から駅から遠い物件へと上がっていきます。
今後、不動産価格が上がりそうな地域を探す事をオススメします。
すでに不動産価格が上がっている場所は、参考程度にメモをしておきましょう。
記録する事で、後に比較対象が増えて応用ができます。
②不動産の見極めについて
★希少価値が高い物件について
不動産が高く売れる時期は、購入心理に大きく影響されます。
多くの人が望むような物件は、不動産価格が高い評価を維持しています。
これは、希少価値が高くなる事で価格が値上がりします。
具体例は青山パークタワー(東京都です)、品川Vタワー(東京都です)などです。
見極めポイントは、新築物件時に人気がある物件は値下がりにくいです。
人気のある新築物件は、抽選が激化するので購入確率が低くなります。
抽選によって高倍率で売り切れた物件は、価格の値上がりが期待できます。
★人気物件の条件について
人気がある物件の条件は駅近物件、商業用施設がある物件、再開発エリア物件などです。
不動産価格が高く維持ができる地域は、建物の設備や仕様が充実しています。
そして、会報誌や信頼できる不動産会社のパートナーなどから超人気物件のマル秘情報が入手できます。
さらに魅力的な物件として候補に挙がってくる為、好調に売れていきます。
他には眺望の良い物件、地盤が固い地域、周辺に樹木が多い物件などです。
これらは憧れ感が増すために中古物件になっても値下げにくい物件として判断できます。