うさぎの食事について

兎の健康状態を維持する為には、牧草が重要です。

基本的にイネ科のチモシー、マメ科のアルファルファが主流です。

そしてイネ科は、大人向け兎に向いています。

低タンパク質、低カルシウムで繊維質な牧草です。

さらにマメ科は、成長期や授乳期に向いています。

栄養価が豊富な牧草です。

ちなみに、牧草とペレットで必要な栄養素を摂取できます。

おやつを与える場合は、ペレットを少し減らして控えめに投与する必要があります。

目次

うさぎの食事について

①牧草

量と時間の制限なしに投与します。

湿気でカビが生えやすいので定期的に新鮮な牧草を交換します。

 

②ペレット

投与目安は、体重1.5%(パーセントです)程度〜3.0%程度の量を

1日2回程度〜4回程度です。

うさぎの成長に応じて必要な栄養が含まれているペレットを選びます。

 

③水

1日に必要な水分は、体重1kg(キログラムです)当たり

50ml(ミリリットルです)〜程度100ml程度以上です。

1日2回程度を目安に新しい水を交換して新鮮な水を備えていきます。

水不足になると、尿石症や熱中症の原因に繋がります。

うさぎと牧草について

ウサギは、繊維質が多い牧草を奥歯ですり潰して食べます。

奥歯を使用する事は、大切な行為です。

不正咬合、毛球症などの病気に繋がるからです。

さらにペレットは多く投与すると、

牧草を食べる量が減少するので決められた分量以上の投与は控えます。

●不正咬合は、歯並びや噛み合わせの状態が良くない状態です。

●毛球症は、毛づくろいをした時に少しずつ飲み込んだ毛が胃で塊になって

胃や腸などで症状を引き起こす病気です。

 

湿気を吸った牧草は、香りが薄くなります。

兎の食いつきが悪化していきます。

対策案は、天日干しして乾燥させます。

飲み水や尿などで湿った時は、放っておくとカビは発生する原因に繋がります。

すぐに牧草を新鮮な牧草に交換して衛生面を整えていきます。

さらに生の牧草は、乾燥した牧草よりも柔らかくて食べやすいです。

牧草の種類について

①生仕様

乾燥牧草よりも割高です。

栄養価が高く、嗜好性も優れています。

余った時は、天日干しができます。

 

②カット仕様

長い牧草が苦手なウサギに向いています。

香りが飛びやすいので、空気に触れないように管理します。

 

③キューブ仕様

外出時に便利な牧草です。

散らばらないように管理する必要があります。

牧草タイプについて

①1番刈り

春程度〜初夏程度に刈ります。

茎が太く、葉が幅広で長いです。

大きな特徴は、繊維質が豊富です。

繊維質が多く、カルシウムが少ないです。

 

②2番刈り

夏終程度〜秋程度に刈ります。

葉と茎は細く、柔らかいです。

大きな特徴は、嗜好性が高いです。

繊維質とカルシウムのバランスが良いです。

 

③3番刈り

初冬に刈ります。

ほとんどが葉です。

大きな特徴は、凄く柔らかいです。

繊維質が少なく、カルシウムが多いです。

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