軟体動物について
貝、イカ、タコなどは、軟体動物として取り扱っています。
基本的に骨格がなく、軟体で体節もないです。
一般的には体は頭部、内臓塊、足から成り立っています。
ちなみに足は、腹側にあります。
そして、主に食用や薬用などで人間に利用されています。
縄文時代は、貝類が人類の食料として活用していました。
古代ローマ時代は、食用としてカキが養殖していました。
さらにアコヤガイが生成する真珠は、装飾品として珍重しています。
目次
軟体動物について
軟体動物は、軟体動物門に分類される動物です。
①貝類
食用にする多くの貝は、海中に褄む貝です。
②頭足類
具体例は、イカ、タコなどです。
体は、外套膜(軟体動物の体の表面を覆う膜です)に
包まれている胴部と頭部に分かれています。
頭部にある口の周辺は、腕が並んでいます。
イカとタコは、姿形が似ていますが違います。
貝類の種類について
①2枚貝
2枚の貝殻が合わさっている貝です。
具体例は、アサリ、シジミ、ハマグリ、ホタテ、カキなどです。
②1枚貝
1個の螺旋状の貝殻からできている巻貝です。
具体例は、サザエ、アワビ、ホラガイ、トコブシなどです。
③淡水性貝類
河川や湖沼などの淡水域に住んでいる貝です。
具体例は、シジミ、カワニナ、タニシ、カラスガイ(ドブガイです)などです。
頭足類の種類について
①烏賊
具体例は、スルメイカ、モンゴウイカ、ヤリイカ、ホタルイカ、
アカイカ(高級品です)、アオリイカ(高級品です)などです。
腕の本数は、10本です。
イカの墨は、ドロドロしています(吐いた墨を自分だと勘違いさせて逃げる役割があります)。
つまり、イカの墨は食用に利用できます。
触腕(特殊な2本の腕です)をしまっている事があるので、見分けるのは難しいです。
体内に変形した殻を所有しています。
外套膜に切れ目があります(胴体部分と鰭風のエンペラ部分の2つに分かれています)。
②鮹
具体例は、マダコ、ミズダコ、イイダコなどです。
腕の本数は、8本です。
タコの墨は、サラサラしています(炭を拡散させて目眩しにして逃げる役割があります)。
つまり、イカの墨は食用に利用できないです。
体内に変形した殻を所有していないです。
外套膜に切れ目がないです。