人工降雪機について
自然の雪と人工降雪機の雪の違いは、雪粒の形状です。
そして自然の雪は、雪の結晶が六角形です(対称形です)。
さらに人工降雪機の雪は、球形です(不定形です)。
基本的にどちらも水が固体の状態になっている氷の結晶である事は変わらないです。
人工降雪機について
人工降雪機の仕組みは、雪粒の形成によって異なります。
主に氷タイプ(固体です)、水タイプ(液体です)、
水蒸気タイプ(気体です)に分類されます。
一般的に氷タイプと水タイプは、スキー場で利用されています。
水蒸気タイプは、環境試験室で活用されています。
①氷タイプ
冷凍機で水を凍らせて、氷のブロックや板を作ります。
氷のブロックや板で削ったり、砕いたりして細かくした後は、ホースや管で散布します。
つまり、雪粒の形が不定形になります。
外気温がプラスの場合でも降らせやすいです。
②水タイプ
高圧した水と空気を単独ノズルや混合ノズルから同時に噴射して、
水は細かな水滴になります。
そして空気は、圧力が解放されて膨張すると、周囲から熱を奪います。
つまり、水滴を凍らせる事ができます。
しかし、圧縮空気は高圧の段階で冷やしています。
基本的に雪粒の形状は、球状になりやすいです。
ちなみに外気温は、-5℃(度です)程度に冷えている必要があります。
③水蒸気タイプ
基本的に雲の中で引き起こっている事を再現しています。
空気にたっぷり水蒸気を含ませて冷やすと、余分な水蒸気が
核になる物体の表面に規則正しく並んで雪の結晶を成長させます。
さらに空気は、気温が低くなると、単位容積当たりに含まれている
水蒸気量(飽和水蒸気量です)が少ないです。
ちなみに人工降雪機の結晶成長部の温度は、成長が早い樹枝状結晶になるように、
-15℃程度に制御される事がほとんどです。
物体の表面に結晶を成長させるので、雪ではなく、霜の結晶で
雪の結晶の6本の枝のうちの1本を成長させたモノです。
