有機溶剤について
特定の有機溶剤は、精神依存性があります。
そして長期運用すると、慢性中毒(幻覚妄想を伴う精神疾患症状です)を引き起こします。
慢性中毒に移行した場合は、薬物の使用が中断している状況でも、
少々の覚醒剤再使用、飲酒、ストレスなどの刺激で幻覚妄想が再熱する危険性があります。
脂溶性の特性がある溶剤は、生体内に蓄積しやすいです。
ちなみに精神依存性は、薬物の効果が減弱や消失する事で再び薬物を使用したい
苛烈な欲求が生じて、薬物の使用を繰り返す状態です(薬物依存の本質です)。
有機溶剤について
有機溶剤は、固体・液体・気体の溶質を溶かす有機物の液体です。
具体例は、シンナー、トルエンなどです。
そして、アンパンやジュントロで有名です。
一般的に常温で無色です。
可燃性の液体で特有の芳香を放ちながら揮発性があります。
さらに、室温で気化します。
●可燃性は、着火した場合に燃焼が継続する物体です。
主な摂取方法は、ビニール袋や空き缶に有機溶剤を入れて、気化蒸気を吸入します。
生体へ及ぼす影響は、初期時に興奮作用があります。
高濃度の場合は、視覚障害、知覚障害、運動障害、意識消失があります。
長期乱用は、無動機症候群、多発性精神障害などに発症する恐れもあります。
●無動機症候群は、薬物乱用による精神障害の1つです。
物事に対する興味や関心が薄れて、自発的な活動や思考の消失、
注意力・集中力の低下、無気力、疲れやすいなどの抑鬱状態です。
●多発性精神障害は、複数の精神症状が同時に、時間的に経過を追って現れる状態です。
