【就活】メガバンク【業界研究】
メガバンク業界は、長期低金利の影響で預金金利ざやの低迷が続いています。
そして、店舗や人員リスクなどの構造改革が迫られています。
さらに、人員や拠点の縮小化が進行していてノルマ廃止が目立っています。
支店の評価基準を見直して、支店長が
行員に販売目標を割り振る行為を禁止しました(三井住友銀行です)。
支店の収益目標を割り振る行為から支店からの積み上げ目標に切り替えました(みずほ銀行です)。
今後は、国内の商業銀行の低迷やグループによる総合力を高めていく事が重要になっています。
目次
メガバンクについて
メガバンク産業は、成長率がまずまずです。
主に信託銀行、証券会社、資産運用会社を抱えて総合金融グループを形成しています。
そして低金利の常態化や少子高齢化によって、
国内景気収益環境が悪化しています。
ちなみにメガバンクは、都市銀行や長期信用銀行の再編で誕生した銀行です。
2018年度の個人預金は、168兆円です。
三菱UFJは77兆円です、三井住友は47兆1000億円です、みずほは43兆9000億円です。
2018年度の住宅ローンは、36兆円です。
三菱UFJは15兆1000億円です、三井住友は12兆1000億円です、みずほは8兆7000億円です。
2018年度の中小企業向け貸出は、105兆円です。
三菱UFJは38兆8000億円です、三井住友は32兆9000億円です、みずほは33兆1000億円です。
2000年、都市銀行大手企業である第一勧業銀行と都市銀行大手企業であるである富士銀行と
都市銀行大手企業である日本興業銀行が統合してみずほホールディングスを設立しました。
2001年、都市銀行大手企業である東京三菱銀行と都市銀行大手企業である三菱信託銀行と
都市銀行大手企業である日本信託銀行が統合して三菱東京フィナンシャル・グループを設立しました。
都市銀行大手企業である住友銀行と
都市銀行大手企業であるさくら銀行が統合して三井住友銀行が発足しました。
2005年、三菱東京フィナンシャル・グループと金融持株会社であるUFJホールディングスが
統合して三菱UFJフィナンシャル・グループを設立しました。
2014年、みずほフィナンシャル・グループが委員会設置会社に移行しました。
2015年、三菱UFJフィナンシャル・グループが委員会設置会社に移行しました。
2017年、三井住友フィナンシャル・グループが委員会設置会社に移行しました。
国内のメガバンクについて
①三菱UFJフィナンシャル・グループは、メガバンク最大手企業です。
売上高は、7兆2990億円です。
営業利益は、1兆730億円です。
総資産は、336兆5713億円です。
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJリース、カブドットコム証券、
三菱UFJニコス、三菱UFJ証券ホールディングス、ジャックスで有名です。
②三井住友フィナンシャル・グループは、メガバンク第2位大手企業です。
売上高は、5兆3143億円です。
営業利益は、9320億円です。
総資産は、219兆8635億円です。
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友カード、ジャパンネット銀行、セディナ、
SMBC日興証券、日本総合研究所、三井住友ファイナンス&リースで有名です。
高収益に特化しています。
③みずほフィナンシャル・グループは、メガバンク第3位大手企業です。
売上高は、3兆9867億円です。
営業利益は、6378億円です。
総資産は、214兆6590億円です。
みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券、ユーシーカード、アセットマネジメントOne、
みずほ総合研究所、オリエント・コーポレーション、みずほリースで有名です。
④りそなホールディングスは、準バンク大手企業です。
売上高は、8805億円です。
純利益は、1524億円です。
総資産は、60兆5124億円です。
りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行、りそな総合研究所、
りそなカード、りそな保証、関西みらいフィナンシャルグループで有名です。