【就活】ファーストフード【業界研究】
客単価が安いチェーン店(ファーストフードです)として消費増税が大きな影響を受けています。
特に増税分の価格を反映する表示方法などの工夫が目立ちます。
さらに、軽減税率の対象であるデリバリーや持ち帰りなどは、各店舗が強化しています。
自前で宅配を持たない飲食店から宅配を代行するサービスの利用者が増加しています。
具体例はUber Eats、DiDi Food、出前館などです。
そしてドライブスルーやデリバリーによって、客単価の向上が大きいです。
ファーストフードについて
ファーストフード産業は、成長率がまずまずです。
そして、和風型の牛丼チェーン店や洋風型のハンバーガーチェーン店などがあります。
国内の店舗数は多いですが、伸び悩んでいます。
客単価は、外食の他業態と比較すると安いです。
さらに、コンビニエンストアやテイクアウトなどの中食系との競争激化が目立ちます。
日本フードサービス協会の研究調査データによると、
2018年度の国内ファストフード売上高前年比増減率は、2%(パーセントです)程度です。
ちなみに、2016年から低下しています。
そして牛丼チェーン店は、主力商品の価格を据え置きながら、
季節限定やセットメニューなどで客単価を引き上げています。
さらにハンバーガーチェーン店は、顧客参加型キャンペーン、高級路線、
ワンコインランチ、店舗改装などで伸びています。
2018年04月、松屋フーズホールディングスの松屋が4年ぶりの値上げをしました。
2018年08月、吉野家ホールディングスが共通定期券を開始しました。
2019年01月、日本マクドナルドが接客専門員サービスを展開しました。
2019年04月、外国人の特定技能試験が始まりました。
2020年04月、健康増進法の改正によって、原則店内禁煙になりました。
国内の牛丼チェーン店について
①ゼンショーホールディングスは、和風ファーストフード最大手企業です。
売上高は、6076億円です。
営業利益は、188億円です。
ココス、なか卯、はま寿司、すき家、ジョリーパスタで有名です。
②吉野家ホールディングスは、和風ファーストフード第2位大手企業です。
売上高は、2023億円です。
営業利益は、1億円です。
吉野家、はなまる、京樽で有名です。
③松屋フーズホールディングスは、和風ファーストフード第2位大手企業です。
売上高は、981億円です。
営業利益は、38億円です。
松屋、松のや、福松で有名です。
④トリドールホールディングスは、和風ファーストフード大手企業です。
売上高は、1450億円です。
営業利益は、23億円です。
丸亀製麺で有名です。
⑤ロイヤルホールディングスは、和風ファーストフード大手企業です。
売上高は、1377億円です。
営業利益は、57億円です。
てんやで有名です。
⑥アークランドサービスホールディングスは、和風ファーストフード大手企業です。
売上高は、306億円です。
営業利益は、41億円です。
かつやで有名です。
国内のハンバーガーチェーン店について
①日本マクドナルドホールディングスは、洋風ファーストフード最大手企業です。
売上高は、2722億円です。
営業利益は、250億円です。
サービスやフランチャイズに特化しています。
②日本KFCホールディングスは、洋風ファーストフード第2位大手企業です。
売上高は、743億円です。
営業利益は、22億円です。
ケンタッキーフライドチキンで有名です。
フランチャイズやワンコインランチに特化しています。
③モスフードサービスは、洋風ファーストフード第3位大手企業です。
売上高は、662億円です。
営業利益は、5億円です。
モスバーガーで有名です。
国産野菜に特化しています。
ドーナツ最大手企業であるダスキンと資本業務提携をしています。
④日本サブウェイは、洋風ファーストフード大手企業です。
サブマリンサンドイッチで有名です。
⑤ビーケージャパンホールディングスは、洋風ファーストフード大手企業です。
バーガーキングで有名です。
2017年10月に米国本社とのフランチャイズ契約を開始しました。
⑥ロッテリアは、洋風ファーストフード大手企業です。
絶品バーガーで有名です。
⑦フレッシュネスは、洋風ファーストフード大手企業です。
フレッシュネスバーガーで有名です。
コロワイドの子会社です。