【健康】日本人対象、早食いの人と身長の関係性について【ハヤシマイル】

食事の速さは、健康状態の変化と関連しています。

特に早食いは、糖尿病や肥満のリスクを高める可能性があります。

そして肥満は、低身長と関連しているので、肥満と低身長は共に心臓病の発症がしやすいです。

しかし、早食いが身長に影響を及ぼす事は科学的根拠が少ないです。

2023年05月、最新医療研究で新しい見解が発表されました。

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早食いの人と身長の関係性について

研究調査データの研究論文→解析対象者は、日本人労働者8982人です(平均51歳です)。

食べる速度は、遅い、普通、速いの3つに分類します。

過体重(BMIで25以上の太り過ぎ状態です)や身長が低下した人の割合を比較します。

そして身長低下した男性が年間1.78mm(ミリメートルです)、女性で年間2.06mmです。

研究結果に影響する年齢、性別、飲酒状況、喫煙状況などの因子を統計的に補正して

解析した結果、平均で3.5年に渡る追跡調査が行われました。

研究結果→過体重になった人の割合は、食事の速度が遅い人と比較すると、

普通の人で1.96倍、速い人で2.92倍増加しました。

しかし、食事の速さと身長の関連性は被験者の体格によって異なりました。

過体重でない人は、食事の速度が速い人で身長低下が34%(パーセントです)多いです。

過体重の人で、食べる速度が速い人で身長低下が48%低いです。

つまり、身長の低下は解析結果の一貫性を欠くモノです。

このように中年以降に始まる身長の低下は、心臓病の危険因子になりやすいです。

食事の速度を遅くする事は、身長の低下と心臓病の予防に繋がりやすいです。

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