殺虫剤と防虫剤の基礎知識【初心者講座~上級者講座】

自然界に生息する害虫を駆除するのは、難しいです。

しかし、快適な暮らしを支える家庭用殺虫剤と防虫剤は、害虫との距離をおいた共存剤です。

そして様々な害虫は、年々増加傾向になっています。

殺虫効果と安全性を兼ね揃えた殺虫剤と防虫剤の研究開発は進行していって、

より快適な生活を提案できる自然環境と生態系を維持する幸せの空間を形成していく事ができます。

さらに最近は、抵抗力がある害虫も存在しています。

目次

殺虫剤と防虫剤の基礎知識について

殺虫剤は、農作物や人に対して有害な害虫を駆除する為の薬剤です。

別名は虫ケア用品、殺線虫剤です。

基本的には殺成虫剤、殺幼虫剤、殺卵剤、殺蛹剤があります。

主に殺成虫剤と殺幼虫剤が利用されています。

 

殺成虫剤…害虫の成虫向けの虫ケア用品です。

殺幼虫剤…害虫の幼虫向けの虫ケア用品です。

殺卵剤…害虫の卵向けの虫ケア用品です。

殺蛹剤…害虫のさなぎ向けの虫ケア用品です。

害虫について

害虫は、人や人の暮らしに害を与える虫です。

ゴキブリ…素早い動きで病原体をまき散らします。

長い触覚で餌を探して、顎が丈夫なので固いモノも簡単に食べます。

湿気が良く、温かい暗くて狭い場所に生息しています。

特に台所や食べ物がある場所は多いです。

食べ残しを少なくして台所を清潔にする事が駆除に繋がります。

主な病原体は、赤痢菌、コレラ菌、サルモネラ菌などです。

ハエ…色んなモノを舐め回して病原体を配達します。

味を感じる器官は口や足先にあります。

食べ残しや生ゴミが大好物です。

卵を産み付けやすい場所を作らないようにゴミ袋をしっかり締める事が駆除に繋がります。

主な病原体はポリオ、赤痢菌、コレラ菌、サルモネラ菌などです。

シラミ…幼虫や成虫に関係なく血を吸い続けます。

血を吸ったシラミは、体が赤くなります。

専用のシャンプーを利用しないと退治がしにくいです。

主な病原体はスピロヘータ、リケッチア感染などです。

ダニ…アレルギーの原因になります。

人のフケや食品の食べ残しを食用とします。

風通しの良い部屋をする事で対策に繋がります。

主な病原体はスピロヘータ、リケッチア感染などです。

殺虫剤と防虫剤の種類について

蚊取り線香…窓を開けて風通しの良い場所に設置します。

燃えている部分は、約800℃(度です)程度になる事があります。

灰皿の上に置いて、燃えやすいモノを近くに置かないようにしましょう。

液体香取り…毛布や布団に掛からないように使用します。

電気を使用しているので水気のモノは近くに置かないようにしましょう。

燻煙剤…部屋で煙でいっぱいになるので外出中に利用します。

基本的に3時間程度そのままにして部屋を閉めきります。

部屋を入る場合は、窓を開けて喚起して後に入るようにしましょう。

ちなみに、水槽内にいる魚に影響を及ぼさないように使用する前に水槽を外に出します。

エアゾール…安全性が高く殺虫剤です。

しかし、食器や食べ物に掛からないようにしましょう。

基本的に6畳の部屋で1回に10秒間程度押すだけで十分です。

指名手配中の害虫について

蜘蛛…日本外来種であるカバキコマチグモです。

主な生息地は、ススキや稲の葉です。

草刈時に噛まれる事があります。

個人差によりますが、死亡する人もいます。

…刺激に反応するスズメバチです。

刺されるとショック死になる可能性があります。

ハチが飛んでいる場所や酢を発見したら近づかないようにしましょう。

…大型の吸血する昆虫です。

動物や人の皮膚を襲って傷をつけて、出血した血を吸います。

刺されると激痛に襲われる可能性があります。

蜈蚣…頭部分に毒腺がある昆虫です。

噛まれると激痛や腫れる事があります。

毒蛾…幼虫は毒を持っています。

刺されると数分後に強い痒みや斑点が生じる事があります。

基本的にかゆみは、3週間程度も続きます。

ちなみに目に入った場合は、膜炎を起こす可能性があるのでこすらないようにしましょう。

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