日本の郵便番号の仕組みについて

郵便番号は、北側から南側へ順に割り振りされていないです。

実は、全国に広がっている郵便ネットワークが関わっています。

1968年、日本に郵便番号制度が導入しました。

当初は、地図通りの北海道から始まる予定でした。

しかし、最終的に郵便物の取り扱いが1番多い東京都を起点としました。

目次

日本の郵便番号の仕組みについて

郵便番号は、郵便物の分類に役立てる為に宛先に加えて記された数字や文字です。

 

郵便番号が制定した昭和時代は、郵便を列車で運搬しました。

つまり、関東地方から西側へ向かっていきます。

東海道本線や山陽本線に沿って郵便番号が増えていきました。

さらに、近畿地方から中国地方や四国地方を経由して

九州地方まで割り振られた郵便番号は、幹線から外れた北陸地方に飛びます。

最終的に東北地方経由で北海道に増えていきました。

 

当時は、アメリカ合衆国保護下であった沖縄県が

将来的な沖縄返還を見越して郵便番号を『90』を確保しました。

人口増が大きく見込まれる都会地域は、空き番を設けました。

ちなみに沖縄県は、上2桁『90』を欠番して沖縄県復帰後に割り当てました。

 

1968年07月01日、郵便番号制度が始まりました。

3桁や5桁の郵便番号が導入されました。

30周年を迎えた1998年は、それまでの郵便番号の末尾に4桁や2桁を付け加えました。

つまり、7桁の郵便番号が導入されました。

そして7桁は、計算上で1000万通りの郵便番号が形成できます。

しかし、実際に使用した郵便番号は約14万6000通りです。

全体の1.5%(パーセントです)程度にも満たないです。

 

●北海道は、04、05、06、07、08、09です。

 

●秋田県は、01です。

●岩手県は、02です。

●青森県は、03です。

●福島県は、96、97です。

●宮城県は、98です。

●山形県は、99です。

 

●東京都は、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19です。

●神奈川県は、21、22、23、24、25です。

●千葉県は、27、28、29です。

●茨城県は、30、31です。

●栃木県は、32です。

●埼玉県は、33、34、35、36です。

●群馬県は、37です。

 

●長野県は、38、39です。

●山梨県は、40です。

●静岡県は、41、42、43です。

●愛知県は、44、45、46、47、48、49です。

●岐阜県は、50です。

●福井県は、91です。

●石川県は、92です。

●富山県は、93です。

 

●三重県は、51です。

●滋賀県は、52です。

●大阪府は、53、54、55、56、57、58、59です。

●京都府は、60、61、62です。

●奈良県は、63です。

●和歌山県は、64です。

●兵庫県は、65、66、67です。

 

●鳥取県は、68です。

●島根県は、69です。

●岡山県は、70、71です。

●広島県は、72、73です。

●山口県は、74、75です。

 

●香川県は、76です。

●徳島県は、77です。

●高知県は、78です。

●愛媛県は、79です。

 

●福岡県は、80、81、82、83です。

●佐賀県は、84です。

●長崎県は、85です。

●熊本県は、86です。

●大分県は、87です。

●宮崎県は、88です。

●鹿児島県は、89です。

 

●沖縄県は、90です。

日本の郵便番号について

①旧郵便番号が3桁の場合

先端3桁は、郵便区番号です。

語尾4桁は、町域番号です。

語尾4桁の前2桁が大ブロック番号、大ブロック番号の後1桁が小ブロック番号です。

 

②旧郵便番号が7桁の場合

先端5桁は、郵便区番号です。

語尾2桁は、町域番号です。

郵便区番号の後1桁が小ブロック番号です。

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