ミサイルの基本構造について

ミサイルは、丸い鉛筆風に矢羽を取り付けた構造になっています。

翼が様々な部位にあるので、空気力を偏向させて操舵する事ができます。

そしてミサイルが飛ぶ為には、必要な推力を得るエンジンが重要です。

現在のミサイルは、推進薬型ロケットエンジンがほとんど採用されています。

火を付ける為の点火装置が3000K(ケルビンです)以上、

圧力が10Mpa(メガパスカルです)です。

ちなみにKは、0Kが273.16度です。

Mpaは、1気圧が0.101MPaです(10気圧=1MPaです)。

目次

ミサイルの基本構造について

高温高圧ガスは、燃焼室後方に搭載されています。

ノズル内を流れる事で音速の3倍程度加速します。

2500m/s(メートル毎秒です)に達した後、大気へ噴射されます。

反作用でミサイルが推力を得る事ができます。

 

ミサイルの最前部は、誘導装置があります。

自分で捜す為のシーカ、赤外線を感じるセンサーなどが取り付けられています。

目標物を捜したり、追跡する為に電子サーボによって駆動しているジンバルもあります。

ミサイルの先端部位は、電波が通過できるようにしています。

赤外線が通過できる特殊なセラミックが施されています。

 

ミサイルが飛翔して目標の位置関係が時間的に変化します。

自分の位置を正確に把握する為にジャイロが搭載されています。

ミサイルの飛翔経路を指示する信号が発生できます。

目標に接近して破壊する為に必要な爆薬が弾頭として設置しています。

つまり、弾頭の起爆するタイミングを与える為の信号があります。

ミサイルの構造について

ミサイルは、火薬の燃焼によって発生した高温・高圧ガスを後方のノズルから

放射する際に反作用で推力を得ます。

 

①誘導方法

シーカ→信号処理部→誘導処理部→操舵信号発生部→操舵装置→操舵翼です。

 

②起爆方法

信管センサー→信号処理部→信管起爆→炸薬点火→弾頭破裂→破片・爆風圧です。

 

③推進方法

ロケットモニター→点火信号→点火薬着火→推進薬着火→高温・高圧ガス→噴射・推力の発生です。

 

●ミサイルの前方部位は、レドーム、シーカ、誘導制御装置などが搭載されています。

●ミサイルの中間部位は、弾頭(信管、炸薬などです)、固定翼などが搭載されています。

●ミサイルの後方部位は、推進装置(ロケットモニター、推進薬などです)、

操舵装置、操舵翼、噴射ノズルなどが搭載されています。

ミサイルの基本構造について” に対して1件のコメントがあります。

  1. ああああ より:

    ああああああああ

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