睡眠時無呼吸検査について
生活習慣病を悪化させて、心筋梗塞や脳卒中などによる死亡リスクを高めやすい
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndromeです)は、
睡眠中に何度も呼吸が止まったり、人体に様々な悪影響を及ぼします。
そして医療機関の検査の場合は、エプワース眠気尺度(セルフチェック、ESSです)を
使用した問診をします。
ちなみに心筋梗塞は、心臓の筋肉(心筋です)に血液を送る冠動脈が詰まって、
心筋が壊死してしまう病気です。
脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破れたりして、脳の機能が損なわれる病気です。
エプワース眠気尺度(Epworth Sleepiness Scaleです)は、
日中の過剰な眠気の有無や重症度を測定する方法です。
睡眠時無呼吸検査について
睡眠時無呼吸検査は、睡眠中に呼吸が止まる
睡眠時無呼吸症候群(SASです)の有無や程度を調べる検査です。
一般的に簡易検査と精密検査(終夜睡眠ポリソムノグラフィーです)の2種類があります。
簡易検査は、自宅で行えるタイプがあります。
精密検査は、病院で1泊入院して行われる事が多いです。
終夜睡眠ポリソムノグラフィーは、睡眠時無呼吸症候群の
睡眠障害の診断に利用されている検査です。
1晩かけて、脳波、眼球運動、心電図、筋電図、
呼吸曲線、いびき、動脈血酸素飽和度などを測定します。
①簡易検査
SASの疑いが強い場合は、患者さんが自宅で行える携帯型装置を使用した検査法があります。
携帯型装置に接続したセンサーを鼻と指に付けて寝ます。
鼻呼吸や動脈血酸素飽和度などを測定します。
そして、夜間にトイレに行く事もできます。
さらに簡易検査は、1晩で終わります。
つまり、自宅で検査できるので簡易検査装置が普及しています。
●動脈血酸素飽和度は、血液中のヘモグロビンが酸素と結合している割合を示す指標です。
②精密検査
別名は、終夜睡眠ポリソムノグラフィー、PSG検査です。
1晩入院が必要な検査です。
無呼吸の頻度や血中の酸素濃度だけでなく、脳波、睡眠中の眼球の動き、心電図、
四肢の運動、胸壁や腹壁の運動などの詳細なデータを患者さんが寝ている間に測定します。
睡眠中の様々な生理的な情報を記録や分析する事によって、
睡眠の質や睡眠障害の有無、重症度を評価できます。
③睡眠潜時反復検査
別名は、MSLTです。
日中の眠気を調べる検査です。
睡眠障害の原因であるナルコレプシーや特発性過眠症の診断法の1つです。
日中の過剰な眠気の原因を客観的に評価できます。
基本的に2時間おきに4回以上の短い睡眠を試みて、
入眠にかかる時間(睡眠潜時です)を測定します。
●ナルコレプシーは、日中に耐え難い眠気に襲われる睡眠障害です。
特に情動脱力発作、睡眠麻痺、入眠時幻覚などの症状を伴う事があります。
●特発性過眠症は、十分な睡眠時間を確保していても、
日中に強い眠気を感じて、日常生活に支障がある睡眠障害です。
そして原因は、不明です。
遺伝的な要因も関与しています。
