プラズマエネルギーについて

特定の国や地域にこだわらない燃料は、プラズマエネルギーがあります。

そしてプラズマ発電所は、電気を生成できます。

再生可能エネルギーで有名な太陽光発電、風力発電などは、

発電量が少なく、立地条件などの大きな課題が多いです。

さらにプラズマエネルギーは、ガス燃焼の100倍程度のエネルギーになります。

温度の高い物質は熱エネルギーを持っているので、冷やす事によって取り出せます。

プラズマエネルギーについて

プラズマエネルギーは、核融合炉で発生するエネルギーです。

大きな特徴は、燃料が極めて少量で地球環境問題にほとんど影響が少ないです。

そしてプラズマは、熱エネルギーを発生できます。

核融合反応によって運動エネルギーも発生する事ができます。

基本的に運動エネルギーを吸収して熱に変換してプラズマエネルギーを取り出します。

 

核反応は、重水素とトリチウムの結合するDT反応によって、

D+T=a（3.52MeVです）+n（14.06MeVです）です。

2つの反応生成粒子が高速で飛び出す事で、発生するエネルギーが運動エネルギーになります。

ちなみに、DT反応でα線や中性子線などの放射線が活用できます。

つまり、高速で飛んでいる粒子を減速してエネルギーを取り出します。

 

α粒子は、電気を持っています。

電気や磁気によって曲げたり、エネルギー伝達ができます。

プラズマ発電所内のエネルギーをプラズマに伝達すると、

プラズマの温度が保って燃焼を継続化できます。

具体例は、ガスバーナーです。

ガスバーナーは、ガスの炎自体が温度が高いのでガスを加熱して燃焼反応をします。

 

人工核融合は、反応率が高いモノが必要です。

核融合エネルギーは、重水素D（陽子1個と中性子1個です）と

三重水素T（陽子1個と中性子星2個です）の原子が燃料です。

2つを結合してエネルギーとヘリウム原子（α粒子です）と中性子（nです）を生成できます。

ちなみに中性子は、燃料の三重水素を増殖する為に必要です。

プラズマエネルギーの燃料について

プラズマエネルギーの燃料は、重水素（Dです）と三重水素（Tです）があります。

水素の同位体です、常温では無色透明のガスです。

そして重水素は、陽子と中性子です。

トリチウムは、陽子1個と中性子2個です。

重水素とトリチウムを結合する事で、ヘリウムの原子核と中性子になります。

つまり、エネルギーが発生します。

ちなみに水素の原子核は、陽子粒子が1個です。

 

地球上にある水素原子の6000個程度に1個程度がです。

重水素は、川、海などの水から燃料を生産できます。

 

トリチウムは、地球上では数少ないです。

しかし、リチウム（元素です）に中性子を当たると、トリチウムを生産できます。

6Li+n=T+a、7Li+n=T+a+nです。

 

中性子は、重水素とトリチウムの反応によって発生します。

中性子をプラズマ周辺に配置したトリチウムを燃料にできます。

 

リチウムは、岩塩、塩水湖、海水などから採取できます。

核融合について

核融合反応は、少量の燃料で非常に大きなエネルギーを発生できます。

1g（グラムです）の燃料がタンクローリー1台程度の石油に匹敵します。

DT燃料1g程度=石油8t（トンです）程度です。

一般的に日本人1人当たり、4000kWh（キロワット時です）の電力を消費します。

つまり、0.2g程度の燃料が対応できます。

ボタン電池内のリチウムだけで日本人が1年使用する電力をまかなう事が可能です。