ピペラジン化合物について

2000年、ピペラジン化合物がインターネット販売を中心に

A2・Frenzy・Legal Xなどの俗称で世界的に流通拡大しました。

現在は、1部の国で規制されていないので、

深夜勤務労働者の眠気覚ましやパーティーなどで深く浸透しています。

そして元々は、駆虫薬としての可能性が検討された事で有名になりました。

しかし、有機合成原料であるベンジルピペリジンに

アンフェタミン風の中枢興奮作用が見い出されました。

さらにアンフェタミンは、中枢神経刺激作用がある薬物です(脳を興奮させる薬です)。

ピペラジン化合物について

ピペラジン化合物は、モノアミン放出促進や再取り込み阻害を介して、

顕著な間隙ドーパミンやノルアドレナリン量の増加を引き起こす薬物です。

具体例は、BZP、MBZP、MDBP、TFMPP、3CPP、4MPPなどです。

●モノアミンは、神経伝達物質の1種です。

ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン、セロトニン、ヒスタミンなどの総称です。

●ドーパミンは、脳内で働く神経伝達物質の1つです。

快感、意欲、運動調節に関わる重要な物質です。

●ノルアドレナリンは、神経伝達物質です(副腎髄質から分泌されているホルモンです)。

 

BZPの作用は、脳内ドーパミン遊離を増加させます。

つまり、メタンフェタミンやコカインと類似した作用です。

薬物依存形成機能があります。

TFMPPの作用は、脳内セロトニン遊離を増加させます。

●メタンフェタミンは、中枢神経刺激薬の1つです。

●コカインは、南アメリカ原産のコカの葉を原料とした薬物です。

覚醒剤と同様に神経を興奮させる作用があります。

●セロトニンは、脳内で働く神経伝達物質の1つです。

精神を安定させて、感情・睡眠・体温調節などの様々な生理機能に関与しています。

 

BZPとTEMPPを併用すると、脳内ドーパミンとセロトニン双方の遊離を強力に増強します。

MDMAの類似作用に繋がります。

特にTFMPPは、セロトニン受容体に作用して幻覚作用を引き起こす場合もあります。

●MDMAは、幻覚剤です。

3,4-メチレンジオキシメタンフェタミンの略語です。

 

日本の場合は、BZP・TEMPP・3CPPが2003年09月18日に麻薬指定の規制施行されました。

しかし、未規制の国があるので、海外流入する恐れがあります。

4MPPとMBZPが2007年02月28日に麻薬指定の規制施行されました。

MDBPが2007年12月12日に麻薬指定の規制施行されました。

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