水を吸い込むペットボトルについて
空のペットボトルに冷水を入れると、水が吸い上がっていきます。
そしてペットボトルは、合成樹脂(プラスチックです)の1種である
ポリエチレンテレフタラート(PETです) を素材として作られている容器です。
さらに、調理に使用するバットも同様な結果になります。
バット内に冷水を入れて、空のペットボトルを活用する事で水が吸い上がります。
ちなみにバットは、モノを載せて使う浅い容器です。
目次
水を吸い込むペットボトルについて
①水と氷を入れたコップと通常の空のコップを用意します。
②温かいペットボトル飲料品を用意します。
基本的に自動販売機やスーパーマーケットなどで販売している温かいペットボトルです。
つまり、買ったばかりのホットペットボトル飲料です。
③温かいペットボトルの中身を通常の空のコップに移します。
ちなみに、ペットボトルを持った時に火傷しないように手袋をはめると安全性が高まります。
④水と氷を入れたコップの上に空になった温かいペットボトルの口を入れます。
⑤冷たいコップの水が温かいペットボトル側に徐々に上がっていきます。
温かいペットボトルの作り方について
飲料品の温度が下がってしまった場合は、ペットボトルを湯煎で温め直す事ができます。
しかし、ホット用ではないペットボトルを使用する時は、
ペットボトル内に入れるお湯が熱すぎると、ペットボトルが変形するので要注意です。
ちなみにホット用ペットボトルは、オレンジ色の蓋をしています。
水が吸い上がる法則について
温かい飲料品を出したすぐ後のペットボトル内は、温かい水から出た水蒸気と
温かい空気がたくさん入っていきます。
しかし、冷氷の中にペットボトルの口を入れると、
ペットボトル内の水蒸気が冷えて水滴になります。
つまり、空気が冷えて体積が減少します。
圧力が下がるので、コップの水が吸い上がっていきます。
●圧力は、物体の表面や内部の任意の面に向かって垂直に押す力です。