化粧水について
化粧水の成分表示の上位表示を見ると、水と水溶性基剤が多いです。
そしてエタノールは、昔から化粧品の主成分として利用されていました。
さっぱりとした使用感と清涼感が広く好まれている成分です。
しかし、皮膚刺激は比較的強いです。
特に高濃度の場合は、敏感肌に負担があります。
最近は、ペンチレングリコールや
DPG(ジプロピレングリコールです)などの配合が増加しています。
目次
化粧水について
化粧水は、皮膚を保湿して整える機能を持つ化粧品です。
基本的には、水の次に多い主成分によって肌負担が変わります。
敏感肌の人は、肌に優しいBG、グリセリンなどがあります。
そしてBG(1,3-ブチレングリコールです)は、さっぱり感があります。
保湿剤、防腐剤、溶剤として利用されている水溶性成分です。
さらにグリセリンは、しっとり感があります。
低分子の保湿剤として利用されている水溶性成分です。
ジプロピレングリコールの2倍程度以上の水を取り込む事が可能です。
化粧水の成分構成は、水が90%(パーセントです)程度以上です。
水溶性成分が約5%程度です。
つまり、水分だけで95%程度を占めています。
その他の成分は、美容成分、香料、防腐剤などです。
ちなみに経口毒性は、数値が大きくなると低毒性です。
水溶性基剤について
成分名 | 皮膚刺激性 | 目刺激性 | 肌刺激性 | 経口毒性値 |
---|---|---|---|---|
グリセリン | 刺激性なし | 刺激性なし | 敏感肌(ニキビ肌は危険です) | 27ml/kg(ミリリットル毎キログラムです) |
BG | 小さな刺激性あり | 刺激性なし | 敏感肌 | 23g/kg(グラム毎キログラムです) |
PG(プロピレングリコールです) | 小さな刺激性あり | 小さな刺激性あり | 普通肌 | 21g/kg |
DPG | 小さな刺激性あり | 刺激性あり | 普通肌 | 15g/kg |
ペンチレングリコール | 非公開です。 | 非公開です。 | 普通肌 | 12.7g/kg |
エタノール | 刺激性あり | 刺激性あり | 強靭肌 | 7g/kg |
ヘキシレングリコール | 刺激性あり | 重度な刺激性あり | 強靭肌 | 4.7g/kg |
プロパンジオール | 非公開です。 | 非公開です。 | 普通肌 | 非公開です。 |
1,2-ヘキサンザオール | 非公開です。 | 非公開です。 | 強靭肌 | 非公開です。 |