革靴について

スーツと革靴は、フォーマルな場所で大きく発揮できるスタイルです。

普段から履いている事が多い靴下は、外部からの障害物を防いでくれる味方です。

そして、上質な革靴ほど足に馴染んでいきます。

ちなみに、最も足が浮腫む時間帯は夕方です。

日中にビジネスシューズを履いていると足に血流が溜まります。

後悔のしない革靴を選ぶ時は、夕方以降に検討する方が良いです。

目次

革靴について

革靴は、動物の革を鞣して革として靴に成型した履き物です。

大きな特徴は、手入れを怠ると劣化していきます。

定期的なメンテナンスが必要です。

そして革靴は、履く事によってシワができて形が崩れます。

脱いだ後は、シューキーパーを使用するのが望ましいです。

シューキーパーは、靴を長持ちさせる為の内部に置く器具です。

 

靴の基礎知識についてです。

内縫い…縫い目が目立たないので正装に利用されています。

外縫い…縫い目が見えるのでカジュアル用からビジネス用などに利用されています。

甲革…甲部分を覆う部位の名称です。

表底…靴の底です。

革底…通気性と排湿性が高い靴の底です。

ゴム底…耐久性が高い靴の底です。

羽根…紐靴の甲部分にある左右からの覆いです。

内羽根式…羽根が甲部と一体化しているモノです。

外羽根式…羽根が甲部の上に被せるように縫われたモノです。

モンテストラップ…ベルトで締め付けるモノです。

ブローグ…足の甲部分の穴飾りです。

メダリオン…爪先の穴飾りです。

ライニング…内部の裏張りです。

 

主な革靴生地の原材料についてです。

牛革…耐久性が良い素材です。

豚革…通気性が良い素材です。

カンガルー革…強度が高い素材です。

主な革靴の種類について

ローファー…紐靴を結ぶ必要がない革靴です。

【参考画像】


オペラパンプス…夜間の最高礼装用の革靴です。

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モカシン…側部と底部が1枚革で作成された革靴です。

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フルブローグ…正装向けの革靴です。

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安全靴…作業向けの革靴です。

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革靴の歴史について

ギリシャやローマのサンダルが、革靴の範疇という起源説があります。

中世時代、ゲルマン人が多用していたブーツとして利用されていました。

ブーツは耐水性、耐塵性、保温性などに優れている靴です。

ちないに、森林や沼地に適しています。

しかし、沼地の少ない地中海沿岸地方は、歩行に不便さがありました。

その後、ブールの踝より上を切り落とした形の履き物が考案されました(革靴の原型です)。

現在は、ビジネスシューズとして広く認知されています。

革靴のサイズについて

日本の主な革靴のサイズ表についてです(参考値です)。

サイズ 日本サイズ アメリカ合衆国サイズ イギリスサイズ ヨーロッパ諸国サイズ
SSサイズ 約22.0㎝~約22.5㎝ 5.5 5.0 40.0
Sサイズ 約23.0㎝~約23.5㎝ 6.5 6.0 41.0
Mサイズ 約24.0㎝~約24.5㎝ 7.5 7.0 42.0
Lサイズ 約25.0㎝~約25.5㎝ 8.5 8.0 43.0
LLサイズ 約26.0㎝~約26.5㎝ 9.5 9.0 44.0
3Lサイズ 約27.0㎝~約27.5㎝ 10.5 10.0 45.0
4Lサイズ 約28.0㎝~約28.5㎝ 11.5 11.0 46.0
5Lサイズ 約29.0㎝~約29.5㎝ 12.5 12.0 47.0

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