地雷処理について

第1次世界大戦時は、多くの戦車が利用されたので地雷が活躍しました。

特に防衛戦で地雷原の処理が重要になりました。

さらに第2次世界大戦時は、大量の地雷が投入されてたので突破口が困難でした。

地雷原の処理は、各種の地雷処理戦車を利用して行われました。

当時は、ローラー式やハンマー式などの様々な地雷処理戦車が登場しました。

地雷処理について

地雷は、地上や地中に設置された兵器です。

別名は、悪魔の兵器です。

人間や車両の接近や接触によって爆発して危害を与えます。

 

ほとんどの地雷原の周囲は、敵部隊を攻撃する目的で

戦車や対戦車兵器が隠密裡に配置されていました。

前進が停滞して防御体制に隙が生じる地雷除去作業が始まると、攻撃をするのが一般的でした。

無武装の架橋戦車よりも敵の攻撃に晒される可能性が高い地雷処理戦車は、

応戦可能な通常の戦車に地雷除去装置を搭載する事が多くなりました。

●架橋戦車は、戦車の車体に橋梁を乗せて運搬する兵器です。

必要に応じて橋梁を設置する軍用車両です。

 

第2次世界大戦時のイギリスは、中戦車(シャーマンフレイルです)を開発しました。

車体の前に突き出した頑丈なチェーンを取り付けたローラー(フレイルです)を

エンジンから抽出された動力で回転させます。

つまり、チェーンの先端部位で地面をムラなく叩く事ができます。

地雷を起爆させて事ができるので地雷除去方式として有名です。

そして戦車部隊は、地雷処理戦車や架橋戦車などに障害が発生すると、

戦車部隊の進撃が滞る事がないように速やかに対処しました。

 

戦車の前に頑丈なロードローラー(車輪です)を装着して、

地雷を踏ませて爆破処理するローラー式が利用されましたが、

効率だったので徐々に採用されていきました。

第2次世界大戦後は、ローラー式が主流になりました(通常の戦車への脱着が可能です)。

架橋戦車は、敵の対戦車壕を乗り越える為に使用しました。

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