投資ファンドについて
企業が資金調達する時は資本調達と負債調達があります。
そして資本調達は、エクイティ・ファイナンスです。
株式を発行して担保が必要なく、返済義務もないです。
しかし、利益が生じた際に配当金を支払う必要があります。
特に投資家は、経営に関与する事もあります。
さらに負債調達は、デット・ファイナンスです。
金融機関から借入金、社債、公募債、私募債などの発行して、
担保と返済義務があります。
しかし、投資家は経営に関与する事がないです。
目次
投資ファンドについて
投資ファンドは、機関投資家や富裕層から集めた資金を運用して運用益を分配する組織です。
①投資信託
主に金融資産、不動産に投資します。
株式・債券・金融派生商品などの金融資産、不動産などに投資するファンドです。
②不動産特定共同事業
主に不動産に投資します。
土地・建物などの不動産に投資するファンドです。
③商品ファンド
主に先物に投資します。
貴金属・原油・農産物などの商品先物、
通貨・金利・債券などの金融先物などに投資するファンドです。
④集団投資スキーム
多くの投資家から集めた資金を事業経営や有価証券などへ投資するファンドです。
富裕層や超富裕層に多いパターンです。
集団投資スキームについて
①投資事業組合
組合員である投資家から資金を集めて、出資先企業に対して出資系で資金を供給する団体です。
大きな特徴は、無限責任を負う必要があります。
具体例は、共同企業体、ジョイントベンチャーなどです。
②投資事業有限責任組合
出資額を限度とする有限責任を取り扱っている投資事業組合です。
具体例は、スタートアップ企業への投資、ベンチャー企業への投資です。
③匿名組合
出資者が提供した資金を営業者の資産として取り扱って、
営業によって得た利益を出資者に分配する契約です。
具体例は、太陽光発電事業です。
ちなみに匿名組合は、出資者名や取引先などを明かさないです。