ヘロインについて

1961年、ヘロインが麻薬に関する単一条約で規制されました。

そして日本は、1955年にヘロインの密売によって、

大都市の貧困街や軍事基地の周辺で活発になりました。

さらに1961年、4万人程度の依存者が確認されています。

しかし、麻薬取締法改正に伴う罰則の強化によって、嗜癖者は急激に減少しました。

ヘロインについて

ヘロインは、ケシの種子から得られるアヘンアルカロイド(天然アヘンです)である

モルヒネと無水酢酸を反応させて化学修飾(アセチル化です)した半合成誘導体です。

そして、白色や茶色の粉末をしています。

特に酢酸臭があるので、苦いです。

基本的にブラウン・シュガー、ホース、H、ジャンク、

チャイナ・ホワイト、ドープ、スマックなどで有名です。

さらに、オピオイド系(化合物です)の鎮痛剤の1つです。

ちなみにアルカロイドは、塩基性天然由来の有機化合物の総称です。

●ケシは、ケシ科ケシ属に属している一年草の植物です。

 

一般的に吸引、経口摂取、吸煙で乱用されています。

ほとんどの依存患者さんは、静脈注射で使用しています。

さらに乱用者は、上腕に複数の注射痕がある事が多いです。

 

生体への主な影響は、多幸感や鎮痛作用があります。

初期段階は、縮瞳、口渇、吐き気、便秘、排尿困難などです。

過量摂取すると、呼吸抑制、昏唾で死に至ります。

そして長期使用すると、精神依存や身体依存に陥りやすくなります。

 

強力な精神依存性があるので、耐性形成や身体依存の形成強度が乱用薬物の中で最も危険です。

ヘロイン依存は、身体症状で体重減少、縮瞳、

除脈、便秘、皮膚乾燥、性欲減退などが多いです。

そして、体内からヘロインが急速に消失する事で退薬症候になりやすいです。

●精神依存性は、薬物の効果が減弱や消失する事で再び薬物を使用したい苛烈な欲求が生じて、

薬物の使用を繰り返す状態です(薬物依存の本質です)。

●身体依存性は、薬物の効果が減弱や消失する事で鬱や下痢などの離脱症状になりやすいです。

不快な症状を緩和する為に薬物使用へ向かわせたりするので、精神依存を強める状態です。

●退薬症候は、薬物依存症の人が薬の使用を急に中止したり、

量を減らしたりした際に現れる様々な不快な症状です。

 

ヘロイン退薬症候は、最終投与4時間程度後に不安と薬物に対する強力な渇望が生じやすいです。

最終投与8時間以前は、異常発汗、涙そう、鼻水、欠伸などが生じやすいです。

最終投与12時間以降は、瞳孔散大、鳥肌、立毛が生じやすいです。

全身の筋肉痛によって、脚部のが多い傾向があります。

さらに血圧上昇、体温上昇、嘔吐、激しい下痢なども発現しやすくなります。

つまり、ヘロインは身体依存形成能が極めて強いです。

退薬症候は、他の依存性薬物よりも重大です。

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