高速道路の渋滞について
高速道路の渋滞発生箇所の第1位は、サグ部と上り坂です(57%です)。
そして接続道路からの渋滞は21%(パーセントです)、インターチェンジが11%、
トンネル部分が6%、料金所が1%、その他が4%です。
さらに渋滞発生の主な原因は、交通集中です(74%です)。
交通事故は17%、工事が2%、その他が7%です。
目次
高速道路の渋滞について
渋滞は、時速40km(キロメートルです)程度以下で低速走行や
停止発進を繰り返す車列が長さ1km程度以上かつ15分以上継続した状態です。
首都高速道路の場合は、時速20km程度以下の状態です。
サグ部は、道路が下り坂から上り坂に変わる凹部位の場所です。
つまり、緩やかな下りと緩やかな上りの境目にあるV字部位です。
運転手は、坂のイメージがあまり強くないので気付きにくいからです(わずかな勾配です)。
上り坂で自動車のスピードが落ちて、車間距離が詰まりやすくなります。
結果的に渋滞に繋がります。
●サグは、たわに音声通話で電話をかける際に特定の番号を付けて
電話番号を呼び出すと通話料が安くなる識別番号です。
サグ部の渋滞の仕組みについて
①サグ部は、無意識に速度が低下する自動車が発生するとします。
つまり、車が減速します。
②後方の自動車は、車間距離が狭くなります。
ブレーキを踏みます。
③後続の自動車が次々と、ブレーキを踏みます。
④後方の自動車程、ブレーキを強く踏みます。
つまり、渋滞が発生します。
渋滞の対策について
主な渋滞対策は、車間距離を40m(メートルです)以上開ける事、
スムーズな減速と加速をする事、自分本位な運転をしない事などです。
基本的に渋滞は、後方に伝達していきます。
具体例は、自動車が秒速20mずつ走行している状態です。
途中の3台が渋滞を起こすと、1秒後に前の秒速20mずつ自動車がある事で動けなくなります。
さらに時間が経過すると、自動車の進行方向とは逆に渋滞が進みます。
しかし、車間距離を秒速40mずつ走行している状態の場合は、
十分な車間距離があるので、前方に渋滞が起きていても自然と渋滞は解消していきます。