遠心送風機について

遠心送風機は、輻流式です。

つまり、ファンの軸方向から空気が取り込まれて直角に吹き出す送風機です。

夏場に冷房した室内を換気すると、冷やされた空気が

外部に排出されるので冷やした効用が低くなります。

さらに外部から新鮮な空気を導入すると、室内に熱い空気が侵入するので、

室内を冷やしても室内が冷えにくい状態になります。

しかし、遠心送風機である全熱交換器を採用する事でエネルギー効率が大幅に向上します。

ド遠心送風機について

①多翼送風機

別名は、シロッコファン、マルチブレードファンです。

ケーシング(掘削で使用する鋼管です)内の羽根車(シロッコファンです)を

モーターで高速回転させる送風機です。

主に建築の空調、換気設備の送風機として利用されています。

静圧は、100Pa(パスカルです)程度〜1000Pa程度です。

羽根車の軸方向から吸い込まれた空気が遠心力によって送り出されます。

送風機を天井吊りにする場合は、運動重量に十分耐えれる形鋼製の架台に取り付けて、

躯体に吊りボトルを堅固に取り付けます。

つまり、防振材を介して振動を防止しています。

さらに送風機を床に設置する場合は、コンクリート基礎の上に鋼製の架台を取り付けて、

防振材を介して振動を防止しています。

ちなみに、消音ボックス入り送風機もあります(主に天井裏に採用されています)。

 

②天井扇

別名は、ダクト用換気扇です。

吸込ボックスの中にシロッコファンが入っている換気扇です。

主に浴室、トイレなどに採用されています。

ちなみに、脱衣室と浴室を組み合わせた2室や3室を1台として賄う親子扇もあります。

 

③バス換気乾燥機

主に住宅やマンションの浴室に採用されています。

顔や髪に直接水濡れ感がないので、

微細ミストを生成してミストサウナ状態にする事が可能です。

冬の場合は、浴室内で暖房を行います(浴室換気をすると、寒いからです)。

最近は、浴室内で洗濯物を乾燥させる機能がある換気扇が主流です。

 

④ターボ送風機

幅広の後向きの羽根がある送風機です。

基本的に他の機種よりも高いです。

主に高速ダクト式の空調機に採用されています。

回転方向に対して、後向きの羽根が回転します。

静圧は、1250Pa程度〜3000Pa程度です。

 

⑤ラインフローファン

軸を横切って流れる筒式の送風機です。

一般的にファンコイルユニット、エアコン、サーキュレーター内に組み込まれています。

 

⑥リミットロード送風機

一般的に多翼送風機とターボ送風機を組み合わせた送風機です。

多翼送風機よりも羽根数が少ないです。

静圧は、500Pa程度〜2000Pa程度です。

 

⑦全熱交換器

空気中に全熱(顕熱と潜熱です)を交換する装置です。

室内から排出する排気と外部から取り入れる外気との間に熱交換をする事によって、

エネルギー効率良く室内の空気を入れ替える事ができます。

つまり、外気と排気の全熱の差の約65%(パーセントです)程度〜約85%程度を回収して、

空調負荷を約20%程度軽減する事が可能です。

結果的に空調エネルギーを削減して、省エネルギーに期待できます。

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