息力について
ポリ袋の上に人間が座って、自分自身でストローに息を吹き込みます。
大人の息の力だけで持ち上がります。
初めにポリ袋の口にストローを差し込みます(隙間ができると、空気が漏れるので注意です)。
そして、表と裏からテープを使用して貼り合わせます。
さらに、ストローをテープでとめて繋ぎを長くします。
ポリ袋の上に座った時は、自分でストローを加えられる長さに調整します。
最終的にポリ袋の上にエアキャップを敷いて、上部にいたを載せます。
目次
息力について
息力は、息の圧力です。
人間は、0.1kgf/cm²(重量キログラム毎平方センチメートルです)程度の
圧力で息を吹き込む事ができます。
①ポリ袋の上に座って、ストローで息を吹き込みます。
②ポリ袋に空気が入って、体が持ち上がります。
ちなみに45ℓ(リットルです)のポリ袋、木の板、エアキャップ、
ストロー、テープ、ガムテープです。
木の枝は、約50cm(センチメートルです)×50cm、厚さが5mm(ミリメートルです)以上です。
エアキャップは、約50cm×50cmです。
息と圧力について
板に人間が乗ると、袋の中の空気の圧力が高まります。
圧力の公式は、力(Fです)/面積(Sです)=圧力(Pです)です。
具体例は、乗った人間の重さが75kg(キログラムです)、
板の面積が250m²(平方メートルです)とします。
つまり、0.03kgf/cm²(重量キログラム毎平方センチメートルです)です。
1cm²当たりに0.03kgfの力がかかります。
●圧力は、物体の単位面積に対して垂直に働く力です。
圧力は、袋の中のどこでも同じです。
板を使用しないで直でポリ袋に乗ると、人を持ち上げる事ができないです。
つまり、人が息を吹き込む圧力は袋の中の圧力よりも高いので袋自体が膨らみます。
板の上に乗っている人を持ち上げられない時があります。
具体例は、片足を250cm²とします(両足で面積が500cm²です)。
75kgfの人が板の上に乗ると、1cm²当たりに0.15kgfの力がかかります。
人間の息で持ち上げる事ができる0.1kgf/cm²を超えているので、
持ち上げる事はできないです。
圧力の応用について
東京ドームの屋根は、400t(トンです)程度です。
送風機で空気を送り込んでいます。
そして、東京ドーム内の気圧を外よりも0.003kgf/cm²高い設定にしています。
つまり、屋根を支えています。
人体にほとんど感じられないです。
東京ドーム内から空気を逃さないように、出入口を回転ドアにしています。
●気圧は、気体の圧力です。