自動車内掃除について
自動車の洗車は、外装に意識が行きがちです。
しかし、自分自身が自動車と過ごす時間はほとんど車内です。
気持ちが良いドライブをする時は、内装掃除をこだわっていく事も大切です。
そして車内の汚れは、主にゴミ、ホコリ、手垢、内ガラス面の汚れ、ペットの毛、
髪の毛のフケ、食べ物のカス、飲み物のシミなどが多いです。
掃除機をかける事によって、たくさんのゴミが排出できます。
さらに駐車中の車は、温度や湿度の調整が難しいのでダニやカビなども発生しやすい環境です。
掃除をしない生活を続けると、喘息の原因に繋がります。
目次
自動車内掃除について
①車内を確認します。
外装の汚れを持ち込ませない事が大切です。
自動車のボディやホイールの洗車後は、自分自身が着替えてから車内掃除をした方が良いです。
汚れた服や手で車内掃除をすると、汚れが内装に入るだけです。
つまり、マイクロファイバークロスは外装用と内装用を用意します。
特に水分をなるべく車内に持ち込ませない事が重要です。
カビやダニなどの原因になるので、中性洗剤の洗剤液をバケツに作る事は危険です。
霧吹きに活用して使用量を最小限に留めておく必要があります。
②汚れを確認します。
基本的に車内は、暗くて狭いです。
つまり、汚れやホミの確認が難しいです。
視点を変えながら掃除前に汚れを再確認します。
具体例は、ステップ、タッチパネル、ハンドル、ヘッドレスト、トランクなどです。
そしてハンドル、ドアの操作ボタン、ドアポケットなどは、人間の脂汚れが多いです。
カップホルダーの底は、糖分を含んだ飲み物のシミが付着されている事が多いです。
さらにリアシート、ヘッドレスト、シートの上部などは、
髪の毛のフケ、糸くず、ペットの毛などが溜まりやすいです。
③フロアマットの洗浄をします。
靴や服に付着した泥やゴミなどが溜まりやすい場所です。
特に雨水で濡れる事が多いので、カビが発生しやすい部位です。
表側に毛足・裏側に防水になっているフロアマットの場合は、濡らす事で乾きにくくなります。
基本的に掃除機とスチームクリーナーで対応します。
④掃除機を掛けます。
なるべく水分を使用しないで車内掃除をして行きます。
業務用大型掃除機が有効です。
ちなみに、充電式掃除機や電池式掃除機も可能です。
そして自動車のシートは、複雑な形状をしているので隙間に入り込んだ埃が大変です。
念入りに掃除機掛けをして内装掃除をします。
特にシートの裏側は、たくさんのゴミや泥などが多い場所です。
さらにトランクは、自転車用品、ゴルフ用品、キャンプ用品などの
道具を入れている場合に汚れが目立ちます。
⑤拭き掃除をします。
掃除機掛けの後は、拭き掃除をして行きます。
一般的に車の上部(天井やルームミラーなどです)から
下部(ダッシュボードやシートなどです)へ掃除します。
ちなみに、汚れがひどいフッドペダルがある場合は最後に仕上げます。
マイクロファイバークロスと中性洗剤を使用します。
霧吹きを活用して洗剤液をクロスに少量ずつ取って行きます。
直接自動車に吹き付ける事ではないです。
そして洗剤液は、ボディ用洗剤液よりも少し薄めます。
つまり、1ℓ(リットルです)程度の水に10㎖(ミリリットルです)程度〜15㎖程度です。
洗剤を利用した場合は、仕上げに水拭きをして洗剤成分を拭き取ります。
細かい車内掃除について
安易に水拭きをして乾拭きを怠ると、湿度が上昇してしまいます。
さらに、濡れた靴で上がり込む事も危険です。
外装の洗車で濡れた靴は、履き替えて配慮していく必要があります。
車内掃除は中性洗剤の拭き掃除、掃除機、スチームクリーナーが有効です。