日本漢字能力検定協会が今年の漢字『戦』発表【2022年】

2022年12月12日、公益財団法人日本漢字能力検定協会が、

京都府内にある清水寺『奥の院』で今年の漢字『戦』を発表しました。

そして、清水寺の貫主である森清範さんが揮毫しました。

さらに今年の漢字は、1字を選出して年の世相を表す字として漢字一字を選ぶイベントです。

ちなみに戦は、いくさ、戦争、戦闘、試合、競争、舌戦、恐れ慄く、震える、そよぐなどです。

目次

今年の漢字『戦』発表【2022年】について

2022年の漢字は、『戦』に決まりました(第28回今年の漢字です)。

主催者は、公益財団法人日本漢字能力検定協会です。

今年の漢字は1年間の出来事を清めるとともに、

明るい新年を迎えていくという願いが込められています。

開催期間は、2022年11月01日~同年12月05日までです。

2022年の世相を表す漢字として全国各地などから募集しました。

ちなみに今年の漢字は、日本漢字能力検定協会によって商標登録がされています。

 

第1位に輝いた『戦』は1万804票でした。

ちなみに、応募総数は22万3768票です。

主な理由は、ウクライナ侵攻や北朝鮮の相次ぐミサイル発射などによって戦争を意識した年、

円安・物価高・電力不足・感染症などの日常生活の中で起きている身近な戦いの年、

サッカーワールドカップ2022・北京冬季五輪での熱戦、

野球の記録への挑戦(特にプロ野球・セリーグ三冠王の村上宗隆選手の実績です)などの

戦いに関連した言葉の関心が多いからです。

今年の漢字【2022年】について

順位 漢字 応募総数
第1位 1万804票
第2位 1万616票
第3位 7999票
第4位 3779票
第5位 3661票
第6位 3512票
第7位 3465票
第8位 3070票
第9位 3026票
第10位 2751票

 

私は、経済的な影響度合いが大きい年だと思いました。

そして戦は、2001年以来の21年ぶりの2回目です。

特に第2位に選出した安は、第1位の戦との差がわずか188票の1万616票でした。

さらに安は、記録的な円安ドル高や安倍晋三さんの事件などで安全性が脅かされた年です。

つまり、人々が不安を感じた1年です。

歴代の今年の漢字について

開催年 漢字 応募票数 応募総数
2001年 2285票 3万6097票
2002年 3518票 6万144票
2003年 1万7709票 8万7410票
2004年 2万936票 9万1630票
2005年 4019票 8万5322票
2006年 8363票 9万2509票
2007年 1万6550票 9万816票
2008年 6031票 11万1208票
2009年 1万4093票 13万1305票
2010年 1万4537票 28万5406票
2011年 6万1453票 49万6997票
2012年 9156票 25万8912票
2013年 9518票 17万290票
2014年 8679票 16万7613票
2015年 5632票 12万9647票
2016年 6555票 15万3562票
2017年 7104票 15万3594票
2018年 2万858票 19万3214票
2019年 3万427票 21万6325票
2020年 2万8401票 20万8025票
2021年 1万422票 22万3773票
2022年 1万804票 22万3768票

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