【定期テスト対策】アジア・東アジア・東南アジア・西アジア・南アジア【高校入試】

目次

アジア諸国について

アジアの自然は、世界一大きな山があるヒマラヤ山脈と世界の屋根があるパミール高原があります。

東アジア~東南アジアは、モンスーン気候で多雨が多いです(稲作地帯が盛んです)。

西アジアは、乾燥地帯で小麦が有名です。

イランなどでカナートが利用されています。

ちなみにカナートは、生活用水や農業用水の為の地下用水路です。

東アジアの特徴について

●中華人民共和国…人口は世界一で漢民族が中心な国です。

中国の農業は、北部が畑作中心(小麦、綿花、大豆などです)、南部が稲作中心です。

中国の歴史は、人民公社から生産責任制に変わって万元戸が出現しました(貧富の差が広がりました)。

ちなみに万元戸は、1980年頃に年間収入が1万元以上になった家族の事です。

 

中国の工業は、東北地方が中心です。

ターチン(大慶です)油田、フーシュン(撫順です)炭田、アンシャン(鞍山です)鉄山が有名です。

人民公社解体後に農村にできた中小企業である郷鎮企業が増加しました。

外国の技術や資金導入目的で経済特区が出現しました。

具体例は、シェンチェン(深圳です)です。

香港とマカオは、中国に返還された後に中国の政治制度から分離した領域です。

ちなみに、一国二制度(一定の自治や国際参加を可能とした構想です)を採用しています。

 

●大韓民国…稲作中心で重化学・電子工業が盛んです。

NIESからOECDに加盟しました。

新興工業経済地域(NIESです)は、輸出産業によって急速に経済発展が行われた諸国や地域です。

加盟国はシンガポール、台湾、香港、大韓民国、スペイン、ポルトガル、

ブラジル、メキシコ、ギリシャ、旧ユーゴスラビアです。

経済協力開発機構(OECDです)は、国際経済の協議する事を目的した国際機関です。

加盟国はアメリカ合衆国、日本、欧州諸国などの約30ヶ国が加盟しています。

東南アジアの特徴について

季節風の影響と三角州で稲作中心です。

そして、華人の経済力が目立ちます。

ASEANによって工業化の発展へ導きました。

東南アジア諸国連合(ASEANです)は、東南アジアに関する経済や社会に関する地域協力機構です。

加盟国はインドネシア、フィリピン、ベトネム、マレーシア、シンガポール、

タイ、カンボジア、ミャンマー、ラオス、ブルネイです。

●インドネシア…メコン川とチャオプラヤ川の三角州で稲作中心です。

●マレーシア…天然ゴムから油やしへ移り変わりました。

ルックイースト政策(日本や韓国の技術を見習う政策です)によって、

日本企業の進出で工業化に成功しました。

西アジアの特徴について

宗派はイスラム教が多く、乾燥地帯で遊牧で有名です。

世界一の産油地帯です(OPECに加盟している国が多いです)。

具体例は、ペルシア湾周辺です。

石油輸出国機構(OPECです)は、産油国の利権を守る目的で結成されました。

加盟国はアラブ首長国連邦、サウジアラビア、イラン、イラク、エクアドル、リビア

ベネズエラ、アルジェリア、クウェート、アンゴラ、ナイジェリア、ガボンです。

南アジアの特徴について

宗派はヒンドゥー教が多くカースト制があります(インドです)。

カースト制は、ヒンドゥー教の身分制度です。

 

※北アジアと中央アジアは頻出度が低いので割愛しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です