【定期テスト対策】酸化・酸化物・燃焼・還元・化学電池・燃料電池・化学・電気・クリーンエネルギー・化学変化【高校入試】
目次
酸化と燃焼について
●酸化…物質が酸素と結びつく変化の事です。
●酸化物…酸化によってできた物質です。
具体例は、銅の変化です(銅+酸素=酸化銅です)。
●燃焼…物質が熱と光を伴って激しく酸化する事です。
具体例は、マグネシウムの変化です(マグネシウム+酸素=酸化マグネシウム+光+熱です)。
ちなみに炭素と水素を含む物質は、燃焼で二酸化炭素と水が生じます。
具体例はロウ、砂糖、エタノールなどです。
●還元…酸化物が酸素を失う化学変化です。
具体例は、酸化銅と木炭の変化です(酸化銅+炭素→銅+二酸化炭素です)。
☆化学変化によって温度が上がる主なパターン☆
鉄が、酸化して酸化鉄になった時や水酸化ナトリウム水溶液と
塩酸が中和した時などに発生して温度が上がります。
☆化学変化によって温度が下がる主なパターン☆
水酸化バリウムと塩化アンモニウムを混ぜると温度が下がります。
化学電池について
●化学電池…化学反応によって電気を起こして電気エネルギーを取り出す電池です。
そして、電流が流れる水溶液(電解質溶液です)に2種類の異なる金属を浸すと電池ができる仕組みです。
さらに、すぐに電圧が下がって過酸化水素水を入れると元に戻ります。
具体例は、うすい塩酸に銅板と亜鉛版をつけると銅板が+極(陽極です)、
亜鉛版が-極(陰極です)になります。
●燃料電池…電気化学反応によって化学エネルギーから電力を取り出す電池です。
公式は、酸素+水素→水+電気エネルギーです。
具体例は、水酸化ナトリウムを少し入れた水に電流を流すと水は水素と酸素に分解されて、
電源装置を外して、光電池用モーターを繋いで水素と酸素を化合をする事で、
少しの時間モーターが回ります。
主な用途は電気自動車やスペースシャトルの燃料、クリーンエネルギーの自家発電などです。