落雷しやすい場所について
避雷針は、雷が落ちやすい仕組みになっています。
落雷地点は、プラズマリーダー(電離によって生じた荷電粒子を含んでいる気体です)の
先着順で決まります。
枝分かれを伴って、広範囲に広がったプラズマリーダーは、
大地に繋がる事で他のプラズマリーダーがそれ以上進行する事を断念します。
電荷が繋がった経路を通じて大地に流れます。
つまり、落雷しやすい場所は高い場所と周囲との比較で決まります。
基本的に山岳地帯の鉄塔や発電用風車などは、落雷の被害を受けやすいです。
ちなみに電離は、温度が上昇して物質が固体から液体に、液体から気体に状態が変化して、
気体の温度が上昇すると、気体の分子が解離して原子になって,さらに温度が上昇すると、
原子核の周囲を回っていた電子が原子から離れて、正イオンと電子に分かれる現象です。
落雷しやすい場所について
落雷しやすい場所は、高くて戸張っている地域です。
そして落雷は、雷雲と地面にある極性の異なる電荷の間にできる
電界が一定のレベルを越えた段階で発生します。
雷の発生のきっかけは、強い電界が必要です。
さらに雷雲と地面の2つの電極の間に、一定の電圧がかかるとすると、
地上から延びる高い構造物では周囲よりも極板間の距離が近くなります。
つまり、電界が強くなります。
平らな箇所と比較すると、尖っている場所は極板内の電荷が集中しやすいです。
結果的に強い電界が発生しやすくなります。
一般的な雷は雲内から開始して、落雷時に
プラズマリーダーが地上に向かって降りていきます。
そして、雷雲内に溜まった電荷が進みやすい経路を模索します。
つまり、少しずつ伸びてきている過程です。
地上にある高くて尖っている場所は、周囲と比較して電荷が強いです。
行き場を模索しながら延びているプラズマリーダーは、
地上から差し伸べられたプラズマリーダーと結びついた瞬間、
雷の放電路によって正負の電荷間に導電性の道が繋がります。
一気に大電流が流れるリターンストローク(帰還雷撃です)が発生して、
激しい音や光が生じます(落雷です)。
雷に撃たれたくない場合は、できるだけ低い平らな場所が必要です。
結びつく先を探して迫ってくるプラズマリーダーに対しては、
できるだけ目立たない場所に隠れる事が大事です。
