【就活】工作機械【業界研究】

工場の自動化投資や高度化による受注が増加しました。

そして経済産業省が発表している鉱工業生産指数などの景気の先行指標として

工作機械受注額が注目されている事が多いです。

ちなみに月の受注額1000億円が好況の目安とされています。

さらに、複数の工具で穴開けやネジ立ちなどの加工を1度にできるマシニングセンターや

コンピューターを制御するNC装置などの主力工作機械が目立ちました。

目次

工作機械について

工作機械産業は、成長率がまずまずです。

自動車や航空機などの各種製品の金属部品を加工する分野です。

機械を作る機械です、受注動向に左右されます。

基本的に製造業の業況が分かりやすいので、景気の先行指標に利用されています。

 

工作機械の2018年度受注額は、1兆8157億円です。

2年連続で過去最高額を更新しました。

しかし、米中貿易摩擦による企業の設備投資意欲が冷え込んでいます。

そして中華人民共和国は、スマートフォン向けの工場の自動化投資が盛んでした。

2018年に入り、スマホ向けと自動車向けの需要が低下しました。

米中貿易摩擦の緩和への期待感と

次世代通信規格である5G関連の需要なども大きく期待されています。

国内の工作機械について

①ソディックは、放電加工機大手企業です。

売上高は、827億円です。

営業利益は、98億円です。

 

②三菱電機は、総合電機大手企業です。

売上高は、1兆4676億円です。

営業利益は、1425億円です。

 

③OKKは、マシニングセンター大手企業です。

売上高は、264億円です。

営業利益は、8億円です。

 

④ブラザー工業は、スマホ向け工作機械大手企業です。

売上高は、1041億円です。

営業利益は、99億円です。

 

⑤スター精密は、印刷機器大手企業です。

売上高は、659億円です。

営業利益は、97億円です。

 

⑥ファナックは、数値制御装置・ロボット機器最大手企業です。

売上高は、6355億円です。

営業利益は、1632億円です。

 

⑦ジェイテクトは、ベアリング大手企業です。

売上高は、1842億円です。

営業利益は、168億円です。

 

⑧東芝機械は、射出成形機・大型工作機器大手企業です。

売上高は、273億円です。

営業利益は、-1億円です。

 

⑨アイダエンジニアリングは、プレス機械大手企業です。

売上高は、840億円です。

営業利益は、55億円です。

 

⑩アマダホールディングスは、板金最大手企業です。

売上高は、3381億円です。

営業利益は、453億円です。

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