【就活】リチウムイオン電池【業界研究】

世界は、地球環境規制に対応する為に各国でEV(電気自動車です)シフトが加速化しています。

電気自動車向けの大型電池の需要が増加しました。

そして中華人民共和国は、世界最大の車載電池の生産国です(存在感が大きいです)。

国内大手自動車メーアーは、中国メーカーと提携して厳しい競争下を余儀なくされています。

さらにリチウムイオン電池はセパレーター、電解液、正極材、負極材の部材が必要です。

ちなみに1991年、ソニー株式会社が初めて実用化しました(現在は、価格競争が激しいです)。

目次

リチウムイオン電池について

リチウムイオン電池産業は、成長率がまずまずです。

そして、スマートフォン(スマホです)や電気自動車(EVです)などの

多くの用途に使用されているリチウムイオン電池は、高出力と大容量の電池です。

さらにリチウムイオン電池が、正極と負極の間を動いて充放電します。

スマホやノートパソコンなどの情報端末が普及して、

情報機器の電源として市場が拡大しています。

最近は、電動工具、ドローン(小型無人機です)、

電動二輪車などのモーターを動かす電源として活用しイいます。

 

2018年度の小型リチウムイオン電池の世界出荷数(セル数です)は、

79億9760万個です(前年比25%増です)。

そして電池容量は、激しい競争環境が続いています。

電池の低価格化と生産性を高める取り組みなどが多いです。

さらにセル数は、パナソニックがテスラの電気自動車向けに出荷数を伸ばしています。

 

2015年、アメリカ合衆国EV企業であるテスラが、家庭向けと法人向けの蓄電池を発表しました。

2016年、大韓民国多国籍企業であるサムスン電子が、

リチウムイオン電池の発火事件で最新スマホの自主回収を行いました。

2017年01月、テスラとパナソニックが、大規模電池工場を量産開始しました。

同年09月、村田製作所がソニーの電池事業を買収しました。

同年12月、トヨタとパナソニックが、車載電池で協業検討を公開しました。

2019年、トヨタが、中華人民共和国車載電池企業であるCATLと提携しました。

国内の電池セルについて

①パナソニックは、電池セル世界最大手企業です。

売上高は、8兆27億円です。

営業利益は、4114億円です。

 

②アンプレックステクノロジーは、電池セル大手企業です。

ラミネート型に特化しています。

 

③村田製作所は、AV機器向け電池セル大手企業です。

売上高は、1兆5750億円です。

営業利益は、2668億円です。

 

④マクセルホールディングスは、民主家電・電池セル大手企業です。

売上高は、1505億円です。

営業利益は、54億円です。

 

⑤ジーエス・ユアサコーポレーションは、車載向け・航空宇宙向け電池セル大手企業です。

売上高は、4130億円です。

営業利益は、226億円です。

 

⑥エンビジョンAESCエネジーデバイスは、電池セル大手企業です。

大容量品に特化しています。

国内のセパレーターについて

①旭化成は、セパレーター最大手企業です。

売上高は、2兆1704億円です。

営業利益は、2095億円です。

 

②東レは、車載向けセパレーター大手企業です。

 

③宇部マクセルは、セパレーター大手企業です。

国内の電解液について

①宇部興産は、電解液最大手企業です。

売上高は、7301億円です。

営業利益は、445億円です。

 

②ステラケミファは、電解液大手企業です。

売上高は、383億円です。

営業利益は、35億円です。

 

③富山薬品工業は、電解液大手企業です。

国内の正極材について

①住友化学は、正極材大手企業です。

売上高は、2兆3185億円です。

営業利益は、1829億円です。

 

②日本化学工業は、正極材大手企業です。

売上高は、361億円です。

営業利益は、30億円です。

 

③戸田工業は、正極材大手企業です。

売上高は、343億円です。

営業利益は、2億円です。

 

④田中化学研究所は、正極材大手企業です。

売上高は、326億円です。

営業利益は、-4億円です。

住友化学の子会社です。

国内の負極材について

①日立化成は、負極材最大手企業です。

売上高は、6810億円です。

営業利益は、363億円です。

 

②日本カーボンは、負極材大手企業です。

売上高は、480億円です。

営業利益は、164億円です。

 

③三菱ケミカルは、負極材大手企業です。

 

④JFEケミカルは、負極材大手企業です。

海外のリチウムイオン電池について

①テスラは、電気自動車最世界大手企業です。

EV向けと家庭用蓄電池を強化しています。

 

②サムスンSDIは、電池セル世界第2位大手企業です。

 

③LG化学は、電池セル世界第3位大手企業です(大韓民国です)。

スマホ向けと車載向けの電池セルに特化しています。

 

④寧徳時代新能源科技は、車載電池世界最大手企業です(中華人民共和国です)。

 

⑤ポリピアは、セパレーター世界大手企業です。

 

⑥パナックスは、電解液世界大手企業です(大韓民国です)。

 

⑦比亜迪は、電池セル・電解液・正極材世界大手企業です(中華人民共和国です)。

EV向けと車載向けの電池セルを強化しています。

 

⑧貝特瑞新能源材料は、負極材世界最大手企業です(中華人民共和国です)。

 

⑨ユミコアは、負極材世界大手企業です(ベルギーです)。

 

⑩L&F新素材は、負極材世界大手企業です(大韓民国です)。

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